英語塾GRIT 塾長日記

ウェブサイト改装中です。教室に関する情報はフライヤーをご覧下さい

#12: 第3文型の"live"

日々の学習の中で様々な疑問が生じ、授業の中で話し合います。話し合った内容に関して、様々な情報を引用しながらメモを残していきますので、生徒の皆さんは参考にしてください。 今回は"live"の使い方となります。

 

「住んでいる」という意味で中1で学習する単語ですが、非常に難しい単語です。なぜ難しいか、1つずつ見ていきましょう。

 

(1)liveは自動詞か?

liveは文型を学習する際に第1文型の例文として頻繁に用いられます。I live in Japan.(私は日本に住んでいます。)主語は"I"、動詞は"live"、in Japan(日本に)は副詞句となるので文型としてカウントせずS V ( M )の第1文型の文、というのは高校生であれば過半数の生徒が理解できるでしょう。

 

しかし文型の基本を振り返ってみると、第1文型の考え方は"S V"で意味が成立することが原則です。ですが、"I live."という2つの単語で意味が成立するかと言えば、これはかなり意味不明な文になりますよね。したがって"in Japan"という語句は単純な副詞句ではなくAdjunct(付加語)ととらえられることもあり、そして"live"は不完全自動詞に分類されます。

 

(2)実は第3文型をとることができる

文型の授業の際にliveは第1文型を作る動詞と学習することが多いのでlive=第1文型の動詞と認識されがちですが、実は第3文型でも用いることができます。

・live a better life(よりよい生活を過ごす)

・live a comfortable life(快適な生活を送る)

のように「~な生活を過ごす/送る」という意味で用いることができます。英作文で使える表現ですので是非覚えてください。

 

(3)「状態動詞」か「動作動詞」か?

学校や先生によってはliveは状態動詞だから進行形不可、と教えている方も多いと思います。結論からお話すると、進行形は可でもあり不可でもあります。どのような場合で可でどのような場合で不可であるか、みていきましょう。

 

①私は(普段)日本に住んでいる。

この文はI live in Japan.です。ここでI'm living in Japan.と表すことはできません。

 

②私は(一時的に)ロンドンに住んでいる。

留学や何かの事情で「一時的に~に住んでいる」という意味の場合はI'm living in London.が正しい文となります。I live in London.は間違いです。

 

③私は5年間日本に住んでいる。

・I have lived in Japan for 5 years.

・I have been living in Japan for 5 years.

 

上の2つの文の性質を理解していると次のどちらが正解かすぐわかりますね。正解は

 

〇I have lived in Japan for 5 years.

×I have been living in Japan for 5 years.

 

です。liveを進行形にするときはあくまでも「一時的に住んでいる」というニュアンスを含む場合のみです。

 

(4)派生語が難しい

liveの派生語は多く、そしてややこしいです。

 

・alive⇒形容詞で「生きている」という意味になります。He is still alive.「彼はまだ生きている」のようにbe動詞と用いられることが多いです。

・living⇒名詞で「生計」という意味になります。make a living「生計をたてる」という意味で用いられます。

・living⇒形容詞で「生きている」という意味になります。living creatures「生き物」のように後ろに名詞を続けて用いられることが多いです。

・lively⇒形容詞で「活発的な、生き生きした」という意味になります。friendlyなどと同じ類でlyで終わっているにも関わらず形容詞なんですね。lively debate「活発な討論」のように用いられます。

・life⇒名詞で「命、人生」という意味になります。

 

 

Copyright © 2019 英語塾GRIT All rights reserved.