英検の1次試験の結果が出ているようです。今回は受験した生徒がそこまで多くなかったのですが、中3の生徒の2名(私立の生徒1名・公立の生徒1名)が準2級の1次試験に合格したと伝えてくれました。合格率や合格者数にあまりこだわりはないのですが、現状では1次試験合格率は85%程度、2次試験は100%の合格率です。
合格者や合格率はその塾の良し悪しの判断基準になるのでしょうが、不合格=失敗というわけでは決してありません。試験に向けどう取り組んだか、なぜ合格したか、なぜ不合格だったか、その分析が重要で、それを次に生かすことが何よりも大切だと思っています。合格率にこだわらずガンガン挑戦してもらいたいと思っています。
さて、今日は3名の授業だったのですが、3名の良い取り組みをみることができました。
まず中学1年生の女子生徒ですが、今回のリーディングの内容が理解しづらかったようで、関連の動画をYouTubeで見て授業に臨んでくれていました。私でもそこまでの予習はしていませんでしたし、他の生徒でもわざわざ動画を調べて授業に臨んでいた生徒はいなかったので、少し驚かされました。
中学3年生の女子生徒ですが、珍しく本を読んでいる姿を見かけたので「どうしたの?」と尋ねると、「国語力がやばいので本を読み始めました。」と伝えてくれました。正直、私も彼女の国語力の低さに危機感を感じていて、国語力の低さが英語力に影響を与える所まで差し迫っていると思っていたので、本を読んだり何か対策を講じるように伝えようと思っていた所でした。
高校2年生の男子生徒ですが、以前から「学校の授業がつまらない」と話していました。「いつまでもそうやって不満をたらたら垂れてるのか」と先週話をして、私が授業をつまらないと思っていた高校時代(もちろん成績は悪かったです)、そして授業を楽しいと思えた大学院時代(成績は良かったです)、授業を楽しむためにどのような取り組をして授業に臨んだか、という話を前回の授業でしていました。私が行った取り組みの1つは、予習の徹底でした。大学院時代は1つの授業で5時間~10時間予習を行い、授業で遅れないように、英語でディスカッションができるように必死で予習をしていました。今日の授業では彼も予習を行い、授業が少し面白かったという話をしてくれました。
三者三様ですが、成長するために考え、行動を起こしたことが良かったと思い、その姿を見させてもらい良い1日になったなあと感じました。
さて、今日の授業も非常に内容が濃かったです。
中1の生徒は
・英検2級対策の英文の暗唱と簡単な英会話
・文法の解説(現在完了と過去形)
・リーディング内容の確認(英語で)
中3の生徒は
・英検準2級対策の英文の暗唱と簡単な英会話
・関係詞(前回までの復習と非制限用法)
高2の生徒は
・earwormに関するリーディングの要約
・リーディング内容の確認(英語で)
・ターゲットワードを用いた口頭の英作文
・トピックに関する英会話
明日は久しぶりの英単語フェスティバルです。皆さんの健闘を祈ります!