今日も通常授業で何名かの生徒さんが来てくれ、体験授業で1名の生徒さんが来てくれました。ありがとうございました。
さて、前回のプレゼンでは「機械(とその歴史)」についてプレゼンしてくれたグループがありました。当たり前すぎて「あー、機械か」、まあそんな感じですが、しっかり考えてみると「機械って何なのだろう?」「道具と機械の違いって何なのだろう?」という疑問が沸き上がってきます。
機械と道具の違いに関してはこちらの論文では以下のように定義されていました。
(1) 手で取り扱う物体で,その物体は体の一部であってはならない
(2) 手の延長の機能をもつ物
(3) ほかの物の形,位置を変える目的で使われる
例えばねじを締める一般的なドライバーは人の手が加わりますので「道具」、エアコンは人の手を加えずに気温を調節できますので「機械」ということになります。「じゃぁ電動ドリルはどっち?」となると思いますが、わかりません。詳しい方教えてください。
私は機械にはあまり詳しくありませんが、2つ印象に残っていることがあります。まず1つは、スコットランド国立博物館です。スコットランド留学中に1度訪れました。様々な展示品がありましたが、機械や科学技術関連の展示品が多かったと記憶しています。世界で最も有名な羊?ドリーさんもいました。ドリーさんはある理由のために英語の長文でもよく出てきますね。
そしてもう1つはロンドン留学中に訪れた大英博物館です。いや、ほんとに博物館好きにはたまりません。何十回と足を運びました。その中で最も印象に残ったのが、時計展でした。昔の時計がどのようなものだったか、どのような歴史を経て現在の時計に至ったかを学ぶことができます。
私は数多くの機械や発明の中で、「時計」は最も不思議な発明の1つだと思っています。「時間の概念がいつできたのか」「ゼロの概念がない時代の時計はどのようなものだったのか?」「なぜ人は時間を作ろうとしたのか?」「なぜ時計の頂点は12なのか?」
そして現在使われている時計も100年、200年後には過去のものになります。未来の時計はどうなっているのか?タイムマシンができると時間の概念が変わるのか?いろいろ考えてみるのも面白いですね。