読書チャレンジ20冊目、『パラ・スター 〈Side 百花〉』を読了しました。今回もKindleで読みました。普段、ビジネス関連の本を読むことが多いのでこの類の本を読むのは非常に珍しいです。
先日全豪オープンで、国枝慎吾選手が11度目の優勝を成し遂げたというニュースを目にしました。
全豪OP 11度目制覇の国枝慎吾「ゾーンに入った」<男子車いすテニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース
車椅子テニスというスポットライトがなかなか当たりにくい競技ではあるかもしれませんが、この記録がどれほど偉大な記録かということはテニス素人の私でもわかります。年齢を重ねても一線で活躍するアスリートの姿には本当に勇気をもらえます。
テニスの技術面はよくわからないのですが「自分の勝利だけを求めるのではなく、ファンの方やコーチ、対戦相手へのリスペクト、様々な方の思いの中に自分がいる」という国枝選手の考え方、そして私は国枝選手の表情が好きですね。
さて、この『パラ・スター』を読むきっかけは国枝選手のことを知りたいと思い国枝選手に関する書籍を探したことがきっかけです。ストーリーの内容は車椅子テニス選手が使用する『車いす』を作る新米女性社員の成長物語です。車いすテニス選手が使用する車いすというさらにスポットが当たりにくい部分ではありますが、今まで気づかなかった部分に気づくことができたという意味では、読んでよかったと思わせてくれる1冊になりました。