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高校生で英検準1級・1級/CEFR B2を目指す和歌山市の英語塾

【日記】勝って兜の緒を締める

先日、「勝って兜の緒を締める」という言葉を紹介しました。「戦いに勝っても油断することなく、また、成功しても慢心することなく、用心深く事に当たれ。」という意味で、戦国武将の北条氏綱が子の氏康に遺した言葉と考えられています。

 

テストで点数が悪かったとき、試験に不合格だったとき、「次は頑張らないとなあ」と気を引き締めることはよくありますが、テストで点数が良かったとき、試験に合格したときに一層気を引き締められる生徒は非常に少ないです。

 

高3生の女子生徒で「勝って兜の緒を締める」を体現していた生徒がいたので、そのお話を紹介したいと思います。

 

入塾時(高3春)の共通テスト模試の点数は40点台、決して英語が得意な生徒というわけではありませんでした。入塾後すぐに点数が上がったわけではありませんでしたが、共通テスト本試験ではリーディングが90点を超えました。私も今まで見たことのない角度で点数が上がった生徒でした。共通テスト後は大学進学に向けてTOEICの学習を始めましたが初回のTOEIC模試では990点中760点、2回目のTOEIC模試では740点でした。(大学1回生の平均が400点前後、大学4回生の平均が550点前後です。)

 

周りから見れば英語が苦手だった生徒が英語の点数が上がると「塾や先生が良いから」そのように映るかもしれませんが、決してそうではありません。どれだけ努力をしたか、どれだけ学びや人に対して誠実だったか、どれだけ自分に厳しかったか、一番近くで英語学習を見てきたので私はすべて知っています。

 

結果に対して一喜一憂せず、間違った問題への正しいアプローチ、推薦で大学が決まったにも関わらず学習への手を緩めることなく共通テストで高い結果を出し、共通テストで高い結果を出したにもかかわらずおごることなく大学での学習に向けてTOEICの学習を始め、TOEICの学習もおざなりにすることはありませんでした。高校生の生徒がなかなかできることではありません。

 

今回紹介した生徒を含め、高3生の生徒に関しては全員が共通テストで出願大学のボーダーを10%~20%近く超える点数を取らせることができました。ただ、「もっとできることはなかったか?」「他教科のサポートはできなかったのか?」「(人間性も含め)私は何が足りないのか」「授業の改善点は何か」、この1か月はずっとそれを考え続けています。数字から見ると「勝った」のかもしれませんが、兜の緒を締めてそう考えられるのは、それを体現した生徒がいたからかもしれません。

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