春期講習も1週目が終わりました。生徒の皆さんとのやり取りを振り返りたいと思います。
at the mercy of
高2生の生徒から、なぜ"at the mercy of"が「~のなすがままに」という意味になるかという質問をもらいました。私も知らなかったので調べてみたのですが、mercyはもともとラテン語で「報酬(特に神からの報酬)」という意味で、報酬は神の意思に左右されるというところから「~のなすがままに」という意味で用いられるようになったようです。
get at
同じ高2の生徒から、なぜ"get at"が「~をほのめかす」という意味になるかという質問をもらいました。こちらに関しては何度かほかの生徒にも説明したことがあった内容でした。getの動詞のニュアンス(得る、たどり着く)、atの前置詞のニュアンス(一点)、「核心にたどり着く⇒意図する⇒ほのめかす」それを図に描いて説明しました。
ロイヤル英文法
別の高2生の生徒ですが、生徒の1名が、ロイヤル英文法(文法書)を買ったと話してくれました。結構な値段がする参考書ですが、自分のお小遣いで買ったとも話していました。GRITの文法の授業では一般の参考書では載っていない内容も扱います。それが予習内容になるので家で予習が出来るようにと自分で考えて行動してくれました。直接言葉で伝えたわけではありませんが、打算や妥協のない努力は必ず報われる、そのようなことを伝えたつもりです。
卒業
大学の合格発表後も高3生の生徒の1名が英会話の授業に来てくれていたのですが、昨日の授業が最後になりました。進学先は阪大外国語学部、希望の船に乗ることができました。大学は人生のゴールではないということ、良い人生を歩んでくださいと話しました。
春講2週目、ギアを上げて頑張りましょう。