読書チャレンジ55冊目、『世界史を大きく動かした植物』を読了しました。今回もKindleで読みました。
世界史を動かした植物として
- 小麦
- コメ
- コショウ
- トマト
などが取り上げられていました。どの章も面白かったのですが、特に面白いと感じたのはじゃがいもについてでした。
例えば、じゃがいもの名前の起源がインドネシアの「ジャカルタ」であること、じゃがいもには雌雄がなくキリスト教の教えに背くということからじゃがいもが火あぶりの刑に処せられたことがあるということ、マリー・アントワネットがバラの花以上にじゃがいもの花を愛していたということ、ジャーマン・ポテトの名前の由来や、アイルランドの胴枯れ病(じゃがいも飢饉)が世界史に及ぼした影響など、新しく知ることや学んだことが非常に多かったです。