読書チャレンジ70冊目、『高校生からわかる「資本論」』を読了しました。
文学的で読むのが非常に難しい『資本論』をわかりやすく解説してくれています。
今、『人新世の「資本論」』という本がよく売れているようです。「人新世」という言葉を初めて聞いた方は多いと思いますが、「人類が生態系や気候に影響を持つようになった時代」を意味する新語で、その始まりを「新石器時代」という人もいれば「産業革命」という人もいれば「1950年代以降」という人もいるようです。人口が増え気候に影響を与え始めたのはやはり産業革命ですので、個人的には産業革命(19世紀後半)が人新世の始まりではないかと思います。
半年ほど前ですが、『究極の英単語プレミアム Vol.2』という単語帳で初めてその言葉を知りました。
経済に明るいというわけでもありませんしそこまで興味もないのですが、それでも「資本主義社会は近い将来限界を迎えるのでは」「ポスト資本主義社会はどんな時代になるか」という疑問は持っています。『人新世の「資本論」』を読むためにこの『高校生からわかる「資本論」』を読んだわけですが、理解できた部分もあり理解できていない部分もあります。続けてしっかり学ばなければならないです。
この類の話は英検好みの内容でもあるので少し本の内容とは異なりますが、英検対策として「人新世とは何か?」それくらいは調べてみても良いかもしれません。