英語塾GRIT

高校生で英検準1級・1級/CEFR B2を目指す和歌山市の英語塾

【授業記録】3つの話

昨日の授業では数名の生徒と様々な話をしました。

 

直感を信じろ

 

高3の生徒が「高3の今も志望大学、学部が決まらない。将来の目標もない」という話をしてくれました。決して勉強をおざなりにしている生徒ではなく、直近の共通テスト模試でもリーディングが90%を超えている生徒ですので大学を選べる立場にいる生徒ではあります。私が大学院の進学先を決めた話をして、「迷えば直感を信じろ」と伝えました。

 

私は22歳のときにワーキングホリデーで初めてロンドンに訪れ、半年間滞在しました。当時の英語力は英検3級だったのですが、帰国後、「5年以内に英検1級を取得しロンドンに戻る」という目標を立てました。

 

紆余曲折あったのですが、大学院留学に必要な英語力を身につけ資金も貯め、ロンドンの3つの大学院に出願しました。中には世界の大学ランキングトップ100に入る大学もあり合格ももらっていたのですが、選んだ大学院はスコットランド(イギリス北部)にあるスターリング大学という大学でした。

 

大学レベルでも中の中、スコットランドはロンドンのような誰もが憧れる立地でもないと思いますが、スターリング大学のウェブサイトを見て、カリキュラムを見て、学部の紹介動画を見て直感でその大学に出願し「この大学で学ぼう」と決めました。数時間で即決し、その週内には合格通知が来ました。

 

(最後の決め手は、学生の笑顔や飾らない姿、教授の笑顔だったと思います。教授の方々は優しく厳しく指導してくださり、自身を成長させてくれ、感謝してもしきれません。)

 

そのような話をしたのですが、一般的な生徒であれば「へぇ」とその程度で終わると思いますが、やはり学力が高いだけの理由があります。「先生、後悔しなかったですか?」と質問してくれました。(どのような話でも、話をしたときに何らかの質問を返せる生徒は学力が高い傾向にあると感じています。)

 

進学先を変えたことに1ミリの後悔もない。これ以上ない1年だった。」と伝えると、話が終わってからその生徒が独り言で小さな声で「まじか~」と言っていました。

 

能力の低い自分を認める

 

随分昔の話ですが、1名の生徒から「先生が今までで一番成長したと思うときはいつですか?」と質問されたことがありました。(このような質問をしてくる生徒ですので、英語力も高く、今年大阪大学の外国語学部に合格しました。)

 

その質問に対して、少し考えたのですが「自分が特段何の才能もない凡人と気づいたときです。」と返答しました。その返答に対して「自分が凡人と認めたことは辛くなかったですか?」と尋ねられましたが「楽になりました。」と返答しました。

 

GRITの授業では2時間の中で2,3種類の課題が与えられますが、授業内に課題が終わる生徒とそうでない生徒がいます。一生懸命頑張っても終わらないこともあるかと思いますが、授業内に授業が終わらないことが常習化している生徒もいます。

 

なぜ授業内に課題が終わる生徒がいる一方で授業内に授業が終わらないか考えなさい。」という話をし、まず1つ目の理由が授業に集中していないから、そして2つ目の理由が能力が低いから、と伝えました。

 

厳しい言い方で生徒の心をえぐるような言い方ですが、事実ですので受け入れなければなりません。それは英語が苦手な生徒もそうですし、英検準1級・1級を目指している生徒も同様で、また、突き詰めていくと時間内に授業を終わる英語力をつけさせることができていない指導者の責任でもあり自戒しなければなりません。

 

当たり前のことを当たり前に

 

先に話したように私は凡人ですので、あまり特別なことはできません。1日少なくとも7時間は寝ますし、8時間程は働きますが徹夜はしません。睡眠時間を削ってまで仕事をしようとも思いませんし、テレビやスマホを触ろうとも思いません。1日3食しっかり食べます、昼ご飯は一汁一菜、晩御飯も一汁一菜か二菜、油物や肉はあまり食べませんし酒も特別な事情がない限り飲みません。ファストフードのような明らかに体や脳に悪い食べ物は口にしないようにも心がけています。

 

もちろんライフスタイルはひとそれぞれですので、それが正解かと言われると「?」です。まだまだ改善点があるのも事実で「もっとうまく時間使え」と自分に言うこともあります。

 

が、「睡眠時間を削って勉強をした」「朝ごはんを抜いた」「授業中寝た」「授業中スマホを触った」「友達も授業中にスマホを触って先生にばれた」「毎日のようにスイーツやお菓子を食べる」「週に20時間程ゲームをする」そのように話している生徒も多く、GRITの授業中や自習中にうまくスマホを触っている生徒がいるのもある程度は把握しています。「勉強の前にまずはライフスタイルを正しなさい」と言わなければならない生徒も何名かいます。とはいえ、塾がそこまで突っ込んで指導すべきか、というところもあるので難しい問題です。

 

ルールを破ることや睡眠時間を削ることは決してかっこいいことではない」ということを伝えました。「学校の課題が忙しいので睡眠時間を削らなければならない」という反論もきそうですが、おそらく家でスマホを親に預けるなり解約するなりすればそれでだいたいは解決できると思いますし、それでも解決できないのであればそれが自分の器量と認めなければならないかもしれません。

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