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【授業記録】理科と社会を趣味の1つに

夏期講習10日目が終了しました。

 

好奇心

 

学力の根底にあるのは「好奇心」だと考えています。学ぶ理由は「高い点数を取りたいから」「良い大学に入りたいから」など様々だと思いますが、根底にあるべきは「知らないことを知りたい」その感覚が必要で、それがなければ、テストの点数だけが高い薄っぺらい知識になってしまうと考えています。

 

この好奇心が点数となって顕著にあらわれるのが理科や社会で、「理科や社会は趣味の1つとするように」とも伝えています。現に私はセンター試験で地学(理科)が95点、日本史(社会)が93点でしたが、受験勉強自体を始めたのが高3の10月頃で比較的遅かったと思います。

 

ただ、日本史であれば日本史の漫画や歴史のテレビ番組、地学であっても子供の頃に読んでいた「恐竜図鑑」や「星空図鑑」、小学生の頃に趣味で行っていた「天気図の切り抜き」、図鑑で読んだ「世界の噴火」や「巨大地震のメカニズム」など、それらの知識が積み重なり高3の10月の時点である程度の受験勉強のベースは出来上がっていたとも感じています。大人になっても尽きることはなく、海外でも何十回と(おそらく100回以上)博物館や美術館へ行きました。

 

高3の生徒は厳しいかもしれませんが、高1や高2の生徒は、自分の趣味と理科や社会がつなげられると良いと思いますし、その感覚がなければ受験期に苦しむことになるとも思います。とはいえ、好奇心など「持ちなさい」と言って持つものでもありません。日々の学びの中で自然発生的に湧き出てくるべきものですので、その源泉になるのが「学校の授業」だと個人的には考えています。

 

GRITの授業の中でも様々な話をしますが、食いつくように話を聞く生徒、まったく関心を示さない生徒様々です。授業が脱線し質問を投げかけたときの返答は「今後、学力が上がっていく生徒かどうか」の1つの大きな指標になります。

 

今日も授業の中で授業や他教科に関連する様々な話をしました。

 

ガリレオの話

 

高校3年生の生徒と次の英文について話し合いました。

 

For the scientific profession, the ultimate standard is to produce results that withstand scrutiny.(東京医科歯科大)

 

"withstand scrutiny"という部分が訳しづらいですが、「この英文を見て私はガリレオが思い浮かびます。」と伝えました。ガリレオは「近代科学の父」と評されていますが、大きな発見や実績はもちろんですがそれ以上に「実験に実験を重ね、科学に向き合う態度が評価されている科学者」という話を聞いたことがあります。

 

ガリレオが発見したガリレオ衛星は4つありますが、そのうちの1つ「エウロパ」は大学入試や問題集でもよく出題されると話しました。

 

サッカーの起源

 

中学3年生の生徒が「サッカーの起源」についての英文を読んでいました。「サッカーはイギリスではじまった」や「実はその前に中国で始まっていた」など様々な説がありますが、中世ヨーロッパのサッカーは町の中で行われていたという話をしました。高校入試でも大学入試でも出題されやすいトピックです。

 

チョコレートの話

 

また、中学3年生の生徒が「チョコレートの起源」についての英文を読んでいました。チョコレートの起源は本当によく目にする長文で何度と読んだことがありました。昔はチョコレートは水のように(薬として)飲んでいたという話で、この話も様々な参考書や試験で出てきます。

 

なぜ日本は人口が多いか

 

高校3年生の生徒が地理を勉強しており話の流れから「なぜ稲作が行われている地域では、面積の割に人口が多いか」という話になりました。稲作を行っている地域と聞いてぱっと思い浮かぶのが、「日本、インドネシア、ベトナム、バングラディッシュ、中国(南部)」などでしょうか(間違っていればすみません。)これらの国は狭い国土の割に人口が多いことがわかると思います。

 

一方でヨーロッパは国土が広い割に人口が少なく、ヨーロッパを訪れた際も人口の少なさや畑の多さ(使われていない畑も多かったです。)に驚かされました。これは稲作と麦作の性質に理由があり、それぞれの性質について説明しました。

 

世界史を変えた植物(茶)

 

世界史を変えた植物と聞いてぱっと思い浮かぶのは「茶」でしょうか。"tea"という単語は「テェァ、テェァ、タャ、チャ」のように"tea"と"茶(ちゃ)"のスペルと音の間に大きな関連のある単語です。単語だけを見てもヨーロッパ人の"茶”への執念が伝わってきます。ヨーロッパ人の茶への欲望から引き起こされたのがアヘン戦争で世界史を変えた大きな戦争となりました。

 

なぜアメリカで紅茶の文化が根付かなかったか

 

アメリカでも「茶」が引き起こした大きな出来事があり「ボストン茶会事件」と呼ばれています。独立前のアメリカはイギリスからの高い税金に苦しんでおり、茶に高い税が課されていました。それに怒ったアメリカの商人が茶を海に投げ込んだというのが「ボストン茶会事件」です。その結果、アメリカの紅茶不買運動につながり、アメリカでは紅茶ではなくコーヒーの文化が根付きました。

 

世界史を変えた植物(香辛料)

 

世界史を変えた植物としてもう1つ挙げられるものが「香辛料」です。15世紀~16世紀、ヨーロッパ諸国は狂ったように新大陸を目指しました。彼らが欲したものは「金や銀」、そして当時は金や銀と同じほど価値があった「香辛料」でした。

 

生徒が英語の長文を読んでいて「食べ物の保存」について話になりました。今でこそ冷蔵庫が当たり前のようにあり食べ物を保存することができますが、100年以上前は冷蔵庫はなかったので食糧の保存は生活の大きな問題だったと思います。したがって肉を保存するための香辛料に価値がありましたが、それに何千人、何万人の人間が命をかけたというのは現代を生きる私たちにとっては想像するのが難しい話です。

 

イギリスの呼び方

 

英語を学習していると"the U.K.""Britain""England"のように様々な「イギリス」を表す単語があり、それぞれどのような違いがあるかという話をしました。

 

自然選択

 

共通テストのリーディングで「ダーウィン」に関する英文が出題されていました。ダーウィンや種の起源、自然選択も特に難関大で出題されやすいトピックで、種の起源からそのまま引用されている英文も過去の入試問題で見かけたことがあります。

 

自然選択といっても高校生にとってはよくわからないと思います。わかりやすい例が私たち人間で、ホモ・サピエンスがなぜ数多くいた人類の中で生き残ったか、という話をしました。特にホモ・サピエンスとネアンデルタール人の比較は出題されやすいトピックで、英検1級でも出題されたトピックでした。

 

ぺナルティ

 

本日も、中3生の1名の生徒が宿題の塗り絵(マークを適当に行う)を行ったため1時間の追加題を行いました。

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