英語塾GRIT

高校生で英検準1級・1級/CEFR B2を目指す和歌山市の英語塾

【授業記録】ジェノサイド・ミュージアム

夏期講習27日目が終了しました。

 

ジェノサイド・ミュージアム

 

前回の記事で共通テストの国語の評論を解き36点(50点満点)だったとお話しました。誰かに採点してもらったわけでもなく公平性がなかったという点と、ビギナーズラックだったのかもしれないと考え、再度別の模試を解き生徒に答え合わせをしてもらったところ45点(50点満点)でした。

 

 

受験と関係がないので45点でも20点でも50点でも何点でも構わないのですが、自身の実体験がそのまま文章として出題されたようなもので胸が締め付けられるような思いで文章を読みました。しかし一方で、高校時代の自分であればそのような思いはなかっただろうとも思いました。

 

大英博物館

 

文章の始まりは「大英博物館」でした。大英博物館がいつ、だれによって、どのような目的で作られたかという所から始まりました。大英博物館が設立された経緯は、先日『るるぶ』という旅行雑誌を読んでいるときに目にしていました。

 

 

大英博物館の偉大さについて力説していたのですがなかなか伝わらず「先生、また無駄なことばっかりして馬鹿だなあ」という目で見られていたのですが、「テストに出てラッキー」というのは、そのような無駄で馬鹿なことの中にあるのかもしれません。

 

何に価値を置きどのように勉強するかはその人次第なので特に他教科の学習についてあれこれ言うつもりはありませんが、教科書とその暗記や計算で勉強していてつまらなそうに見えることもあります。

 

ユダヤ博物館

 

さて、大英博物館の話から博物館の意義、そして特にジェノサイド・ミュージアムの存在意義の話へ移りました。「ジェノサイド」は英語で「大量殺戮」を意味し、ナチスのユダヤ人大量殺戮をイメージする方も多いと思います。

 

大人になってから100回以上は博物館(科学館/歴史博物館/自然史博物館/美術館etc)に訪れたとお話しましたが、旅行で最も私が好んでいるアクティビティは、ローカルな博物館や美術館に訪れて、その町がどのように発展してきたか、人がどのように生活をし、苦難を乗り越え、平和な時代を築き上げたかを知ることです。

 

チェコのプラハを訪れた際に、ユダヤ博物館を訪れたのですが、当時のユダヤ人の暮らしがわかる生活品(お皿や農作業具など)や絵画、第二次世界大戦時の写真などが展示されていました。忘れられない光景が、壁に敷き詰められた文字で、小さな文字が壁一面に埋まっていました。その文字はジェノサイドによって亡くなった方の名前と生年月日/没年で、それがわかった瞬間に体が固まり涙が溢れ止まらなかったことも覚えています。

 

ユダヤ人の迫害に関しては教科書である程度何が起きたかは学び理解しているつもりでしたが実際にその場所へ行ってみると全く違って感じ、「人の命は住む場所や生きる時代でこんなに価値が変わるものなのか」と胸が締め付けられる思いでした。

 

そのような記憶をたどりながら国語の評論を解きました。英語と国語は関係ないと思われるかもしれませんが、国語力が英語や他教科のボトルネックになっている生徒も多いと感じているので、「何か」アクションを起こさせないといけないのかなとも感じています。

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