英語塾GRIT

高校生で英検準1級・1級/CEFR B2を目指す和歌山市の英語塾

【授業記録】日本一難しい入試問題

夏期講習31日目が終了しました。

 

日本一難しい入試問題

 

今日も高3生との会話の中で入試の話になり「早稲田大学 理工学部」の話になりました。早稲田の理工学部… どこかで聞いたことがあるなあと思い出してみると、「日本一難しい(英語の)入試問題」で話題になっている大学の入試問題です。

 

ネイティヴの方や英語系Youtuberの猛者の方がこぞって挑戦されています。

 

 

私も授業が終わった後、理工の入試の中でも最も難しいと言われる2017年度の過去問を少しだけ解いてみました。大問1の長文を1つしか解くことができなかったのですが7/9でした。簡単に解ける問題もあれば(簡単すぎる問題でこれで合っているのか?と疑問を持った問題さえありました。)、答えるのが非常に難しい問題もありました。イメージとしては、国語の評論がさらに難しくなったものが英文になっているような感覚でしたので、そもそも国語が苦手な生徒は早稲田の理工学部は厳しいとも感じました。

 

大問1の2つ目の長文は『これからの「正義」の話をしよう』の内容でした。ハーバード大学での実際の講義がベースとなっている書籍で昨年の読書チャレンジで読んだことがある本の内容でしたので、解いていないのでわかりませんが2つ目の長文の方が解きやすかったかもしれません。"utilitarian(功利主義者)"のような単語が注釈なしで出てくるので、普段からこのような哲学書を読んでいることがある程度前提となっている入試問題なのかもしれません。

 

それより先の問題はあまりしっかり目を通していないのですが、ここからがさらに難しいようです。英語が難しいというよりは他教科(特に理系科目)の様々な知識が必要とされる英文のようです。並べ替えや文法もそれなりには難しかったのですが、「こんなに簡単に答えが出る?」と疑いながら解いた問題もあり、一方で見当もつかないような問題もあり、「なんか変だなあ」というのが感想です。一ノ瀬先生が動画の中でおっしゃっているように「これを90分… 無理でしょう」というのが私も本音です。良い意味で刺激になりました。

 

スティーヴ・ジョブズ英作文

 

スティーヴ・ジョブズ英作文もほとんどの生徒が最終週になりました。3つの英作文を書き終えた生徒がほとんどですが、自分が書きたい英語を100%の英語で表現できない生徒が多くもどかしさを感じているように見受けられます。

 

すべての英文を訂正するわけではないのですが、訂正した英文を見せると「これが言いたかったんです」と言っている生徒も多くいます。

 

普段から気をつけていることが特に英作文や英会話で、生徒が書くことができないような英文を書いたり、生徒が理解できない英語を話さないことです。ですので英検5級を目指している生徒であれば英検5級かその少し上、英検2級を目指している生徒であれば英検2級かその少し上、英検1級を目指している生徒がいれば英検1級かその少し上、それを意識して指導しているので「この人本当に英語の先生なのだろうか」と思われることも多いかと思います。

 

昨日は初めてかもしれませんが、生徒が書いた英文を本気で訂正すればどのようになるか、本気といっても生徒が知らない単語は使えないので、持っている力の半分も出せないのですが、添削や英文の訂正を行いました。目が若干丸になっていた生徒もいましたし、自分の力が足りないと感じフラストレーションがたまっているように見える生徒もいました。その気持ちがあればそれも大切にしてほしいです。

 

私も先ほど動画で紹介した英語系Youtuberの方の英語力には遠く及ばず良い意味でのフラストレーションを持っています。そのフラストレーションも"Stay hungry"の1つかもしれませんね。

 

peripheral

 

夏期講習の前半30分は共通テストや英検のリスニング学習に取り組んでいます。夏期講習が12回あるのでこの短期間で12回分のリスニングを解くことになり、講習後に「リスニングの力がついた」と話している生徒が多いです。

 

英検準1級のリスニングをしていた生徒が、「part2はそれなりに点数が上がってきたんですけどpart3の点数がなかなか上がらないです。テクニックはありますか?」と尋ねられました。長文もリスニングもそれなりには「テクニック」のようなものはあるのですが、自分で学習する中で見つけてほしいというのが本音で「ないです」と答えました。テクニックというよりは対策として「part3は日常生活をベースにしたリスニングなので、アカデミックな教材や英語のニュースを聞くというよりはTOEICのpart4やHear Me Out(GRITで準1級対策で使用しているリスニング教材)を使うと効果的です。そして何よりもリスニングは点数が上がりにくい。すぐに点数は上がらないと思います。」と伝えました。「周辺の学習が重要なのですね」とその生徒が話していました。

 

その話をした後に英字新聞を読んでいる時にperipheral(周辺)という単語を見かけました。英検1級の標準レベルの単語で、高校生の生徒はこの単語を知らない生徒も多いと思います。個人的には好きな英単語を5つ挙げなさいと言われるとその1つは"peripheral"という単語が入ると思います。

 

英検準1級リスニングpart3を解くために英検準1級リスニングpart3の過去問を使うことはCore(核心)の学習になりますが、英検準1級リスニングpart3の部分を解くためにTOEICのPart4の教材や英字新聞を使った学習はPeripheral(周辺)の学習に当たると思います。Coreに近づくためにTechnique( or rather I can say it is "a trick")を使うのではなくPeripheralを固めるのが、an ideal learning approachだと感じます。

Copyright © 2019 英語塾GRIT All rights reserved.