まず1冊目のレビューは『英英英単語 上級編』になります。
この単語帳を初めて使用したのは3,4年ほど前でした。ジャパンタイムズ出版から英英の単語帳が出版されるという情報を聞いて、わくわくしながら購入しました。したがって私の持っている単語帳は初版です。
1,2年ほど前に生徒に1,000問から30問ほど抽出して単語テストを作ってもらいましたが、うろ覚えですが学習期間は1週間程度で満点だったと思います。
レベル
語彙レベルは9,000語とされており英検準1級～1級レベルです。実際に使ってみた感じですが私は英検1級準備レベルだと感じましたし、1名英検1級に合格した生徒がいるのですがその生徒も「1級の単語帳を使う前にこの単語帳を使って良かった」と話していました。
使い方
このレベルの単語帳は「意味はわかる」というものが多いと思います。したがって、英語⇔英語で原義を確認したり、ロングマンの英英辞書を使いながらより詳しく原義を確認したり、コロケーションを確認したり、発音を確認しアクセントの位置を自分でチェックをつけたりしながら学習しました。
ぱっと開いた194ページには"pivotal""outweigh""simultaneous"という単語が掲載されていますが、このレベルの単語が英作文で使えるようになると英検やIELTSでも強みになるので「使う」ということを意識して学習しました。
このような感じですが、ほぼすべてのページにこのような書き込みが入っています。
大学受験では、早慶上智志望の方以外はオーバーワークだと個人的には感じています。東・京・阪でもそれなりに難しい単語は使われていますがGRITの生徒でしたら準1級の単語帳の学習を終えていると思いますのでそれでカバーできると思います。
大学受験を終えて英検1級を目指す際はぜひここから始めてみてください。