7冊目のレビューは「速読速聴・英単語 Advanced1100」という教材です。
使った単語帳の中では珍しく原型を残しています。というのも、単語を覚えるという目的でこの単語帳を使っていません。見出し語が1,100語ほどあるのですが「単語テストで点数をとる」ということなら3日も学習すれば満点近くの点数をとることが出来るだろうと思います。
Z会から出版されている単語帳は「長文⇔単語」という特徴があるのですが、掲載されている長文が読み応えのあるものが多く「米中間選挙の問題点」のような政治に関するもの、「ギグ・エコノミー」のような経済に関するもの、これらのトピックは大学受験の教材ではなかなか触れることのできないトピックです。
長文の内容が「文で覚える単熟語 英検1級」よりも難しいので英検+2としていますが、語彙のレベルとしては英検1級対策でも十分に使うことのできる教材だと思います。