IAE 英語塾GRIT

英検準1級・1級合格、難関大合格、語学留学、海外大学院進学を目指す和歌山市の英語塾・英会話教室

【授業記録】英検結果

昨日、英検の結果が公開され何名かの生徒が合否を伝えてくれました。

 

1名、英検2級に2,3問差で不合格で落ち込んでいた生徒がいたのですが「合否の責任はすべて教える側にある。」「特にGRITで力を入れている英作文で点数が伸びずに不合格の場合は私の責任が重い。申し訳なかった。」「次に挽回できるように切り替えて頑張りましょう」と伝えました。

 

もう少し気のきいたことも言えればと思うのですが、得意ではないので難しいです。気休めで話しているわけでなく、本心でそのように思っています。

 

その生徒ですが、気を取り直して次の英検に向け英作文1題を書いていたのですが、アイディアが思い浮かばなかったようで苦戦していました。少し元気づけたかったので「私も英作文一緒に書きましょうか?」と尋ねると「先生も書いてください!」と言われたので英検2級の英作文を1題書きました。

 

ポイントは高校生で学習する構文を2つ(文法書に出てくるようなもの)、英検2級の単語帳に掲載されているレベルの単語が4つ、そして私の場合は英検準1級や1級で使われるような極端に難しい語彙を使わないということです。

 

3分ほどで書き終えられたので「できました」と伝え、内容を一緒に確認していると「無理です!こんなん無理です!絶対無理です!」と言われました。そのやり取りが面白かったのか、下の学年の生徒も少し笑っていましたね。毎日のように英検1級レベルの英作文の学習を行っているので2級の英作文で本気を出すとこのようになります。「無理じゃなくなるように頑張ってください。」と伝え、もう1つ「私は中学生の早い時期に英検2級や準1級に合格することを必ずしも望んでいるわけではないです。自分のペースで受験してください。」とも伝えました。

 

同時に、「英検2級の英作文の指導」については今後の課題の1つです。「この生徒がこの点数を取る?」と良い意味で驚くこともあれば逆の場合もあり、採点基準が不明瞭なことが多いです。また、CBT(コンピュータテスト)が始まった頃から英作文の採点が厳しくなったと感じることも多いです。3,4年前の生徒が合格点を超えていた答案が今では合格点を超えられない例も増えつつあるように感じており、確実に合格できる指導と学習の強度も上げなければならないと思っています。

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