今回から新シリーズで、「動植物と人間の共存」について学習します。今回は「ミツバチ」について取り上げ学習したいと思います。
ミツバチは大学受験の長文でも頻出のトピックで、"nectar(密)"、"pollination(受粉)"、"hive(ハチの巣)"などの単語は大学受験としてはやや難しめの単語ですがぜひ覚えてください。
なぜミツバチが大学入試で頻出のトピックかというと、ミツバチが生態系に与える影響です。有名なお話なのでご存じの方も多いかもしれませんが、アインシュタインが「もしミツバチがいなくなれば、人類に残された時間は4年だろう。」という言葉を残したほどで、ミツバチが生態系において重要な役割を果たしていることがわかります。
今回は「人間活動が生態系に深刻な影響を与えているか」というトピックに対してYesの立場でボディ1つを書いてみたいと思います。
Bees play an important role in ecosystems. They are big contributors to global food pollination. A study shows more than one-third of the world's crop production is dependent on bee pollination. However, their populations are on the decline due to human activity, and one of the factors is pesticides and herbicides. If bees come in contact with nectar contaminated by pesticides and herbicides, their memory can be disrupted and they cannot find the way back home. Without knowing it, bees have become victims of human activity.
(ハチは生態系において重要な役割を果たしている。それらは世界の食料を生産するための受粉に大きく貢献している。研究では、世界の穀物生産の1/3以上をハチの受粉に頼っていると示している。しかしながら、ハチの個体数は人間活動のために減少していて、要因の1つは殺虫剤と除草剤だ。もしハチが殺虫剤や除草剤によって汚染された蜜と接触すると、ハチの記憶は混乱し巣へ戻る道を見つけられなくなってしまう。気づかないうちに、ハチは人間活動の被害者となってしまっているのだ。)