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【第38回】工場式畜産とスーパーバグ

今回は工場式畜産の是非についての学習となります。

 

 

工場式畜産の是非は、1級の面接試験でピンポイントで出題されたことのあるトピックですので押さえておきたい内容です。今回は工場式畜産の是非について、英検1級の面接試験を想定し、否定的な立場で英文を書いてみたいと思います。

 

1つ目は倫理的な観点です。こちらはわかりやすいですね。

 

We probably think that animals are raised in a large field. However, the truth is different. Due to the growing demand for meat, the available land to raise animals is shrinking. They are packed in a factory, where thousands of animals are densely raised. It is cruel for animals to be kept in a small cage and spend their whole lives only to satisfy people's appetite.

 

(私たちはおそらく動物が広い草原で育てられていると考えているが、真実は異なる。増大する肉の需要のために、動物を育てることのできる土地は縮小している。動物は工場に詰められ、そこでは何千もの動物が密集して育てられている。狭いケージに閉じ込められ人間の食欲を満たすためだけに一生を過ごすは動物にとって残酷だ。)

 

2つ目は衛生的な観点です。大量の家畜が密集した場所で育てられることで抗生物質に耐性を持つスーパーバグと呼ばれるウィルスが生み出されパンデミックの発生源になりえるという内容です。

 

Experts are also concerned that factory farms can be a potential source of a pandemic because they are an ideal environment for virus and bacteria mutations. Some mutated viruses will overpower antibiotics. These antibiotic-resistant viruses, called superbugs,  pose a serious threat to human health because there is no treatment. 

 

専門家は工場式農場がパンデミックの発生源になりえると懸念している。なぜならそれらはウィルスやバクテリアの変異にとって格好の環境だからだ。変異したウィルスの中には抗生物質に耐性を持つものも現れる。これらのスーパーバグと呼ばれる抗生物質に耐性を持つウィルスは治療法がないので人体に深刻な脅威を引き起こす。

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