12月-1月は冬期講習、1-2月は大学受験、2-3月は入退塾の時期で毎週のように体験授業に来てくれました。3-4月は春期講習でしたが、今週春期講習がひと段落つき、やっと2023年新年が明けたように感じます。慌ただしい日々でしたが気が付けば共通テストまで残り39週と、次の入試までのカウントダウンが始まっています。
少しふと息をついて「今日はSCBTで英検準1級を受験した生徒の合格発表の日か」と考えたちょうどそのとき生徒から電話がかかってきて、英検準1級合格を伝えてくれました。高1の春入塾した時には英検3級までしか持っておらず、高1の春に受けた共通テスト模試では64点(200点満点)、GRITで最下位でしたのでほぼ0の状態からここまで駆け上がってきました。
GRITで過去に英検準1級や1級に合格した先輩の生徒と時間を過ごした最後の生徒で、「先輩らすごかった」と話すこともあります。「GRITのために英検準1級に合格したい」と話していた先輩、「後にも先にもGRITを辞めたいと思うことはない」と話していた先輩、高3の春英検3級という状態から共通テストで85%をとり「GRITで学ぶことができたことが高校生活の一番の思い出」と話してくれた先輩、「他の生徒はどうでも俺は1級を目指しているから他の生徒が遊んでいてもやらなければならない」と話していた生徒、GRITの授業の予習を家ですることができるように自分のお小遣いで2,000円以上するロイヤル英文法という教材を買っていた生徒(こっそりQUOカード2,000円分渡しました。)、そして私が生徒対応で気落ちしていた時に「この夏俺ら2冊単語帳やるんで」と励ましてくれた生徒たちも何名かいました。素晴らしい先輩に囲まれていましたが、その生徒もひと月ほど前に「俺は高3の最後までGRITを続ける」と私の前で伝えてくれ、「あの子たちと似てきたな」と感じたところでした。高い結果を出すことが出来る生徒は、大事な所で似ている部分があるような気がします。
過去の先輩が偉大だったからといって新しく入塾する生徒が同じように偉大になるというわけではありません。言い方は適切でないかもしれませんが、GRITを死地と定めて、二心なく、誠実に学習に取り組んでくれたからこそ努力が報われ、神様は微笑んでくれたのではないかとも思います。