昨日の授業で1名の生徒が英検2級の英作文の学習を行い、そのトピックが「ますます多くの若者が将来起業するか?」というものでした。ビジネス系のトピックを苦手にしている生徒は多く、その生徒もほぼ何も書くことができませんでした。その後、別の教材の英会話の学習で「歴史上の偉人について5~6文の英語で答える」というアクティビテイもあったのですがそちらに関しても答えることができませんでした。できなかったからといって叱ることはもちろんありませんが、「この2つ(英検の英作文と英会話のアクティビティ)は似てるところがありますね」と話をしました。
以前もブログで「アイディア勝負」と話ましたが、実際にどのようにして着想を得るかというと他教科の学習からであったり普段の生活の中からであったりすると思います。今回はその生徒に対しては「オリヒメロボット」と開発者の吉藤さんを紹介しました。
映画に関しては例えば、私は「マイ・インターン」という映画が好きで何度か観たことがあるのですが、家庭生活と仕事の両立に悩む若きカリスマ女社長がシニア・インターンの主人公との交流を通し人として成長していくというストーリーです。
他には、スティーヴ・ジョブズの映画から着想を得ることができるかもしれません。
GRITでは私の推しがスティーヴ・ジョブズのようになっていますが、第2次世界大戦でドイツ軍の暗号解読に成功したコンピュータの生みの父「アラン・チューリング」を描いた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や、フェイスブックの創始者「マックザッカーバーグ」の若き日を描いた『ソーシャル・ネットワーク』、またグーグルに関する?映画『インターンシップ』を観たこともあります。他にもいろいろあるのですが、映画の視聴や普段の読書から得られるアイディアも多いだろうと思います。
英検準1級や1級の対策としては、海外のニュース動画が効果的だと思います。私は平日の朝は海外のニュースを視聴することにしていますが、様々な国のニュース動画を見るようにしています。
- Al Jazeera(カタール)
- CNA(シンガポール)
- DW News(ドイツ)
- Global News(カナダ)
- WION(インド)
- BBC(イギリス)
例えば、今日すべての局に共通していたヘッドラインが「パキスタンの前首相が拘束された」というものでした。Al Jazeera(カタール)はパキスタンにも近いので特にそのニュースが多かったように感じます。CNA(シンガポール)では「発達障がいの子どものための特別施設の開設」、DW News(ドイツ)は「ドイツとデンマークをつなぐ世界最長の海底トンネルの建設」、Global News(カナダ)は「スーパーの駐車場で刃物を持った男を警察官が射殺」、BBCは「トランプ前大統領の性的虐待疑惑」、WION(インド)は気候変動に関するニュースをいくつか視聴しました。(日本は涼しい5月でしたが、東南アジアでは記録的熱波で40度を超す地域が相次いでいます。)
座学だけにとらわれずに様々な体験からアイディアを吸収し英語学習にいかしてください。