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【5月14日】自習スペース

ここ1年で「自習スペースの使用」に関する質問が増えたように感じます。といっても保護者の方からですが… 今年に入ってからすでに4,5回尋ねられています。実際のところ、自習室と呼べる自習専用の部屋はありませんが、自習ができるスペースはあります。作ろうと思えば自習専用の自習室を作れないこともありませんが特に生徒からの要望はないので… そういう点では、保護者の方と生徒の間にギャップがある部分かもしれません。

 

授業と自習スペース

 

指導とオンライン英会話のスペース

 

私としては、どちらでも…という認識です。教える側としては全員の英語力を上げて受験に勝たせたいと常に思っていますし生徒が望むのであれば出来る限りの環境を用意したいと思っていますが生徒全員が同じ熱量で同じベクトルを向いているわけではありません。おそらく親子間でも指導者と生徒間でも亀裂の原因は温度差ですので…まあ、難しいというのが本音です。

 

心理的な一線を超えられるかどうかは信頼関係の強さによる部分が大きく、信頼関係はどれだけ長い時間をともに過ごしたかという部分によるところも大きいので、結局は長い時間関わる生徒が高い結果を出しやすい傾向があるのだろうとも感じています。

 

自身が学習者の頃(高校生の頃)は、通っていた塾が日曜日が休みで開いていなかったので何名かの友達と「日曜日、塾をあけてください」と教室長に頼みに行ったことがありました。また、日本史専攻生で「日本史俱楽部」というグループを作って、毎週範囲を決めて学習し週に1回、塾で一問一答を使って学習した内容を確認するような勉強会も行っていました。

 

英語に関しては、国内で英会話学校へ通ったことはありませんが、フィリピン留学時に語学学校に3か月通っていました。学校にはEOP(母国語禁止ルール)というルールはあることはあったのですが誰も守っていなかったので、校内での母国語の使用を禁止するグループを作ろうと掲示板で呼び掛けたところ50名程集まり、「校内で母国語を話した生徒は1回につき約50円罰金(徴収したお金は学校を通して団体へ寄付)」というような取り組みも自身が主になって行っていました。

 

それが基準だと思っているので、生徒の学習の取り組みは物足りないと感じますが今の子どもの特徴なのかもしれません。また、「友達と協力して受験を乗り越える」と話している生徒も多く、アプリで位置情報を共有したりラインでビデオ通話をしながら勉強している生徒も多いようですが… 何かずれているような気もします。

 

どこで勉強しても結果がでれば構いませんが、GRITの生徒の様子を見る限り過去に自習スペースを定期的に使用していた生徒3名(英検1級合格1名 / 英検準1級合格2名)は、相応の結果が出ていたので、自身の意思で結果を出したいのであれば使った方が良いのだろうと思います。

 

自習スペースに関しては、生徒から保護者の方にどのように話が伝わっているかわかりませんが、「自習スペースはある」「要望があればアップグレート可」「どちらかと言えば定期的に塾で自習した方が良い」「最終的には自分の判断」、そのように考えています。

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