今週は「英語学習」や「学習」に関する動画を3本視聴しました。どの動画も的を得た内容になっていると思いますので生徒の皆さんもぜひ視聴してみてください。
以前に授業で「私たち(少なくとも私)のような凡人には天才の真似はできないが、秀才の真似はできる。秀才の生徒の学習の取り組みから着想を得て自分の学習に取り入れてください」と話をしました。まずは人の話を聞くところからスタートですね。
2本目の動画の河野さんが「天才」と思っている生徒が多いですが、本人が自分で「どちらかというと秀才」と話されているように私も秀才だと思っています。本当の天才はYoutubeで学習法など教授しないでしょうから。お話されていることは一般的な内容で非常に役に立つと思います。
今、森博嗣さんのS &Mシリーズを読んでいます。あらすじとしては、大学の助教授(犀川創平)とその学生(西之園萌絵)が難事件を解決するミステリーものですが、節々で学びや仕事についての犀川助教授の価値観も描写されているので、個人的にはその視点からも楽しむことができます。
たとえば『冷たい密室と博士たち』のp.11では
犀川は、自分の授業でも試験は一切はしない。問題を解くことがその人間の能力ではない。人間の本当の能力とは、問題を作ること。何が問題なのかを発見することだ。
p.397では
学問の虚しさを知ることが、学問の第一歩です。テストで満点をとったとき、初めてわかる虚しさです。それが学問の始まりなんですよ。
このように描写されていました。英検1級に合格したときに同じように感じたことを思い出し「はっ」としました。
そして誰よりも魅力的なキャラクターが1作目『すべてがFになる』に登場する天才、『真賀田四季』という女性博士でした。彼女のことを知りたいと思い調べていると、スピンオフで『四季』というシリーズが出版されていることを知り4冊購入しました。
ただ、この4作を理解するにはS&Mシリーズ10冊、Vシリーズを10冊を読む必要があるようで今はSMシリーズを少しずつ読んでいます。夏期講習までの楽しみです。