大谷選手が大活躍していますが、日米通算200本目の節目のメモリアルアーチを打った際のインタビューで「明日201本目を打てるように頑張ります。」と答えていました。大きな目標も結局は日々の積み重ねということを考えさせられました。
どれだけ手を伸ばしても私たちの手の届かない存在ですが、「(最近打たれ始めた)スイーパーを改善しようとしている」という記事や「打撃フォームを少しずつ変えている」そのような記事を見ると大谷選手も日々「改善」のための努力をしているんだなと感じ、その点に関しては私たちと変わらないとも感じます。
(もともとは自分の学習用に作っていたものですが)そこからインスパイア―を受けて、生徒用の学習管理表を作成しました。
年間で200ページ以上の規模になりますので、表紙のデザインを変えたり校正し、最終的には製本し、生徒の皆さんに配布しようと思っています。
行動指針
「英検準1級、第一志望合格」を達成するための行動指針として以下の8つを設定しています。(これも大谷選手が高校生時代に作成した「目標達成シート」の模倣です。)
高い目標を達成するために必要だと感じてる8つの力です。
- 総合学力
- 英語力
- 国語力
- 意志力
- 生活習慣
- 人間力
- 人間性
- 運
それぞれの行動指針に対して2つずつ具体的な目標を設定しています。
- 総合学力…①週30時間(学年×15時間程度)の学習 ②知力と好奇心を高める学習
- 英語力…①週15時間以上の英語学習(塾の授業を含む)②全国偏差値70/校内偏差値60
- 国語力…①読書(月4冊)②文字を丁寧に書き、丁寧に読む
- 意志力…①スケジュール管理/時間管理 ②やると決めたことをやり切る
- 生活習慣…①睡眠(毎日7時間以上) ②食生活(野菜、魚中心)
- 人間力…①支えてくれる方への尊敬と感謝 ②正しい判断と正しい行動
- 人間性…①人から信頼される行動と言動 ②日々を丁寧に誠実に確実に
- 運…①整理、整頓、掃除 ②物を大切に扱う
後半は自身に向けたもののようにも感じます。おそらく的を外していないと思いますので生徒の皆さんとこの価値観を共有し学習に取り組みたいと思います。
スケジュール管理表
スケジュールや管理と聞くと仰々しい感じもしますが、要は「その週にすべきこと」を明確にして「どの時間にそのタスクを行うか」、そして「出来たこと出来なかったこと」を明確にして、「出来なかったことをどこで補うか」、その程度です。
しっかり時間を管理すれば今の1.5倍~2倍(生徒によっては3~5倍)は自由に使える時間を作りだせると確信しています。すべての時間を勉強にあてる必要はありませんが、その時間を読書にあてたり楽器の練習にあてたり、それでも大きく人生が変わるかもしれません。
全体的なレイアウトはこのようになっています。
まず左側に今週の学習内容を記入します。
毎日固定で学習する内容(単語/音読/例文暗唱)に関しては、上段に学習内容や点数を記入する欄を作っています。
学校の授業や宿題、提出物、他教科の学習内容も記入できる欄を作っています。
予習ノート
GRITでは様々なタイプの授業がありますので、A4を6分割しています。
予習で何をするかのような具体例も書いています。
文法(couldとbe able toの違い)
英作文(in the trainかon the trainか)
言葉の定義(フードマイル)
要約
表現(環境に関する英作文で使える表現等)
海外ニュース
復習ノート
今も授業の終わりには訂正表に記入させているのですが、少しだけアレンジを加えました。
時間管理も予復習も当たり前のことなのですが、良くしたいと思えばそれぞれがもっと良くなるとも思います。日々の学習をより良いものにしましょう。