土曜日の授業は8割程の生徒が塾に集まりますので様々な話をします。先週の授業では「定期テスト」について話をしました。1学期中間テストの結果があまりよくなかった(というよりは取り組みが悪かった)ので、1学期期末テストは中間テストの反省をいかして前回よりも良い点数を取れるように頑張りましょうと話していました。
普段通り90点近くをとっている生徒が何名か、点数が上がっている生徒、横ばいの生徒、下がっている生徒様々でしたが全体的な点数としては少し低かったと感じています。明らかに平均点を超えられる能力があるにも関わらず全力を尽くして取り組まないので平均点を下回るような生徒もいました(後に明らかになりました。)
まず第一に「勉強は人から強制されてやるものではない。自分が大学に合格したい、英検に合格したい、英語が出来るようになりたい、そう思ってやるもので、本来は補習はやるべきではない」ということを伝え、「ただ、そうすると自由と甘えを取り違える生徒もいる」ということを伝えた上で1枚のプリントを配布しました。
内容としては平均点を下回っている生徒は指定の時間を塾で学習するという内容です。(スマホはその時間預かる予定です。)
- ①授業日以外に3時間学校の課題に関する予復習(英語)
- ②テスト前日の日曜日は10時間(英語以外可)
- ③テスト期間は5時間×3回(英語以外可)
当然の学習量でこの程度の学習量で補習と呼ぶのも情けないようにも感じます。おそらく普段の予復習とテスト前のインテンシブな学習ができていないので定期テストで平均点を下回っているのだろうと思っています。
ただ、生徒にももちろん言い分や考えもあると思うので「この枠組みをベースに緩めるのか、強めるのか、高1生と高2生が主体となって話し合って考えるように。」と伝え、生徒自身で考えさせました。10分程時間を与えて考えたことを聞かせてもらうと、「今回は心の準備ができていなかったので次回の補習は免除してほしい。その次からはこの基準に沿ってやります」ということでした。
「心の準備ができてなかった」と聞いたときに笑ってしまったのですが(テスト前に今回は前回の反省を生かして前回より良い点をとるようにと話していたので)…それが生徒の決定のようです。ただ「(今回のテストで平均点以下の生徒で)前回から今回にかけてさらに点数の下がった生徒は補習をします。」と1つだけ私から付け加えました。
最後に1名1名に「これで大丈夫ですか?」と確認すると「はい」と答えていたので、当面の指標になると思います。