少し前に知り合いの方に「夏バテしないように気を付けてくださいね。」と声をかけていただきましたが、「お気遣いいただきありがたいのですが、夏バテという言葉を初めて聞いたと思います。」と返答しました。(もちろん冗談です。)これまでの1,500連勤にプラス50連勤です。そしてそこからあと1,500連勤ほどはできそうです。
相変わらずエンジン全開です。
さて、今回の夏期講習のスローガンになっているのが「強く学ぶ夏にしよう」です。ここ最近精神論について話すことが多いですが、精神論について話す理由としてはそこの部分が弱くなっていると感じる生徒が増えてきているからです。
先日、大谷選手が後輩の選手に対し「『テクニックは言い訳。パワーが正解』とアドバイスをした」というニュース記事を読みました。
大谷翔平が岡本和真に伝えた言葉「テクニックは言い訳。パワーが正解」デーブ大久保氏「WBCで衝撃…」(スポニチアネックス)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
(この言葉だけではよくわからなかったので関連記事を調べてみると「身につけているパワーによって、習得できる技術が決まる」というのがおそらくこの言葉の真意のようです。)
少し解釈は異なるかもしれませんが、英語学習も同様で、技術の前にまずは「パワー」だと感じています。英語学習に関するパワーとは、例えばメンタルの部分では「長時間(1日10時間以上)英語学習に取り組める体力と集中力」「授業を休まない心身の強さ」「『他の生徒が遊んでいても自分はやる』という自立心や孤独に打ち勝つ力」、英語学習に関して言えば英単語の学習がスポーツで例えるならフィジカルに相当すると感じています。
例えばパワーがあったと感じた生徒の例としては、14日間連続で毎日英単語フェスティバルの再テストを受けに来た女子生徒(第1志望合格)、春休み期間1日10時間以上の単語学習を週4,5回塾で行った男子生徒(英検1級合格)、週6で約2か月(夏休みはほぼ毎日夜11時~1時頃まで)毎日塾で自習をした女子生徒(第1志望合格)、どこから見てもパワーのある男子生徒(第1志望合格)、などがいました。パワーのある生徒は学力が高い低いに関係なく肝心なところで強さを発揮することができ、振り返ってみると結果を出す生徒が多いです。昨日も英会話の授業で英語で話しましたが「賢い生徒、学力が高い生徒が必ずしも受験に勝つわけではなく、最終的にはパワーのある生徒、強い気持ちを持って諦めずに学習に取り組むことのできる生徒が受験で勝つ」と伝えました。
次の主役は今在籍している生徒です。この夏は非常に多くの時間を英語学習に費やす夏になるだろうと思います。特に高2の夏は非常に重要です。重要ですので繰り返しますが、高2の夏は非常に重要です。高3の夏が受験の天王山と例えられることが多いですが、戦は始まる前にある程度勝敗は決まっています。天王山に向けた準備、前哨戦がこの半年と少しの間で3回続く夏期講習、冬期講習、春期講習です。よそ見せず前を見てしっかりついてきてください。
当然ですが他学年の生徒も厳しい夏になると思いますが「強く学ぶ夏」にしましょう。