IAE 英語塾GRIT

英検準1級・1級合格、難関大合格、語学留学、海外大学院進学を目指す和歌山市の英語塾・英会話教室

【7月30日】英単語フェスティバル

今日、明日と2日間で英単語フェスティバルを実施しています。


毎回のフェスティバルでテストを持って教室に入った瞬間の雰囲気で「今回の英単語フェスティバルは合格者が多くなるだろう(少なくなるだろう)」と感じます。今回の英単語フェスティバルに関しては、「努力をした生徒も多いだろうが不合格になる生徒が多いだろう」と感じ、試験を始める前に2つ3つ生徒に話をしました。

 

まず、その話を始める前に先週の授業から話は続いています。先週のネイティヴ講師の英会話の授業で椅子を運ばなければならなかったようで、授業終了後、高3生の生徒が椅子を運んでいる姿を見かけました。その場を止めて、高2生の男子生徒に対し「なぜ上級生が椅子を運んで下級生がボケっとつったっているのか。『いいよ』と言ってくれるかもしれないが『俺が運びます』と一言声をかけなさい。」と注意しました。また、その日の全体の授業終了後教室の片づけを行う際に高3生と高1生が片付けを積極的に行い、高2生の4名が突っ立ってしゃべっていたので「何度も同じことを言わせるな」と強めの口調で注意をしました。

 

そして英単語フェスティバルの今日ですが、高1、高3生を除く他学年の生徒(主に高2生)が誰も挨拶をしに来なかったので教室を入って私が一人一人の机を回って挨拶をするという状況になっていました。構図がおかしく、どこから話をすればよいかもわかりませんでしたが「まずは組織の中では年少者が年長者に対しあいさつをするのが基本」ということを話し「私にだけではなく施設を利用するすべての方に対し自分から挨拶をするようにしてください」と伝えました。生徒の皆さんも私が施設の利用者に対し自ら挨拶をしている姿を見ているはずで、普段自分から外部の方に積極的に挨拶をしているのも高3生、高1生、中3生で、普段からも高2生ができていない状況でした。その点に関しては高2生に対して注意をしました。

 

もちろん高2生だけでなく高3生にも役割があり、高3生は下級生に対し背中を見せること自分だけでなく周りも巻き込んで自分と周りを合格させる責任があります。2年前の英単語フェスティバルを覚えている生徒は少ないかもしれませんが、それができるときの英単語フェスティバルは熱気があり、合格者が多くなる傾向があり、教室全体の学力も上がり、結果、自身の大学入試の合格の可能性が高まります。その点では、高3生は自分の学習だけしか見えておらず、実際にほとんどが不合格でしたので役割を果たせていないようにも感じました(試験前から薄々は気づいていたので、何名かの生徒に対しては声がけもしていました。)個々人単体での努力による成長には限度があり、その限度を超えたいなら周りを上げることによって自分の学力も上げる、そのマインドセットと取り組みが重要です。「共通テストの点数が頭打ちになっている」と相談されることもありますが、その部分のマインドセットが足りていないというのが1つの理由だと個人的には感じています。

 

教室に入った瞬間、「個々の学習が独立しすぎていること」、「挨拶」、そして「熱気」という部分では足りないと感じ、結果も相応だと思います。ただ、前回の失敗を受けて必死で努力したことが伝わった生徒もいましたし初めての英単語フェスティバルで健闘した生徒もいました。決して取り組みが悪かったわけではありません。これから再テストが続きますが、まずは再テストに合格し、次の英単語フェスティバルに向けどう学習すれば自分と周りを合格させられるか、特に高2、高3の上級生の生徒はそれを考え行動に移すことができるとさらに良い結果(人間関係も含め)につながるだろうと思います。

Copyright © 2019 英語塾GRIT All rights reserved.