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【9月15日】遅刻と欠席

先週の土曜日の授業で生徒に対して遅刻や欠席について話をしたということをブログでお話しました。話した私もそうですが、公然で対象となった生徒、その話を聞かされた生徒、誰もがハッピーなはずもなくある程度の遺恨のようなものは残っただろうと思います。8割の生徒は問題なく頑張ってくれているので、話に付き合わせて申し訳なかったとも思います。

 

該当の学年の生徒だけではなく全体の問題でもあったと思います。例えば、他学年の生徒でも夏期講習の終盤に「夏休みの宿題が終わっていないから授業を欠席します。」と授業開始の15分前に連絡してきた生徒もいれば、部活動の遠征があるとわかっていながら前日の夜に授業欠席の連絡をしてきた生徒、電話越しの口調でわかりましたが宿題が終わっていないという理由で欠席した生徒もいたでしょうし、言い方が悪いかもしれませんが嘘をついて塾を欠席した生徒もいるでしょう(過去には友達に母親のふりをさせて授業を欠席しようとした生徒もいました。)今回は該当しませんでしたが、過去に心当たりのある生徒もいただろうと思います。

 

年間や季節で2,3回の欠席は当然かもしれませんが、8月の半ばから9月の半ばで3回も4回も続きそれが6名や7名にもなると20回です。私が物であれば何も感じないかもしれませんが、20回も連絡を受けていると人ですのでネガティブな感情になるのは当然です。夏期講習の最終週は延べ13,14名の生徒が欠席し、欠席の多さが実は外部で利用させていただいているオンライン英会話のサービスにも影響が出てきていたので時間をとって強めに話をしました。

 

この話をした後母に「私は学生時代、塾を休んでいたかな?」と尋ねると、「多少の熱でも行ってたよ。塾を休むと言えば怒っていた。部活動の遠征以外では休んでいなかった。」と話していました。

 

コロナの影響で状況は異なると思いますし、忌引きや模試、家族の事情や部活動でやむをえず欠席というのはあるとは思いますが、時代がどう変化しても、学校や塾を欠席するのが「当たり前」という状況はやはり間違えているとは思います。

 

「次から気をつけなさい」と言ってもおそらく同じことを繰り返すので言い方を変えて「勉強をして取り返しなさい。」と伝え、週30時間該当の学年の生徒は塾で自習するように伝えました(5名いれば一人6時間ですので不可能な時間ではありません。)

 

30時間は単なる目安で、GRITが目指す英検準1級、難関大合格に相応の学習をすること、(その覚悟が定まっていれば無断欠席や度重なる欠席も起こり得ないと思います)、準1級や難関大合格のビジョンと心構えを伝え、どのような意図と覚悟を持ってこの話をしたか気づいた生徒もいたかもしれません。

 

準1級も難関大も現状では高校生活を賭けないと達成できない学力の生徒がほとんどで、遅刻や欠席などそのレベルの話している場合ではありません。厳しい話はしましたが一方で今日は文化祭が終わった後にも関わらず勉強しにきていた生徒、別の生徒も自習で塾にきていて何か感じるところがあったのかなとは思いました。

 

そもそも自分の話していることが正しいのか(塾によっては遅刻や欠席を全く問題視しない塾もありますし、私の学生時代にはなかった「振替制度」がこの時代に相応しいものかもしれません)、仮に正しかった場合でも間違ったニュアンスで伝わる可能性もあるのではとも考えています。今週、忌引きで本来欠席すべきはずの生徒が塾に来てくれていたので個別に呼び出して「忌引きは正当な権利です。このような話をして休みにくかったのかもしれないけれど、今日は帰りますか?」と伝えました。

 

少し前ですが1名の女子生徒が欠席が続いたので尋ねにくかったですが、「体が弱いのですか」と尋ねたこともありました。正解はおそらく過去に高い結果を残した生徒の処し方でしょうが、それが100%正しいと言えない部分も必ずあるので話し合いながら、場合によっては相談していただきながら進めていきたいです。

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