英検1次試験結果
英検1次試験の結果が公開され、まだ全員ではありませんが何名かの生徒が合否を伝えてくれています。合格した生徒、不合格だった生徒それぞれですが、不合格で落ち込んでいる生徒もいました。
結果が出なかった生徒にどのように伝えるか、何も伝えないか、難しいですが「不合格だったことを責めない」これは徹底しています。大人でも同じですが、結果が良くなかったとき責められたり過度にプレッシャーを与えられるとさらにネガティヴな気持ちになると思います。
何もせずに何も起こらないより、何かチャレンジして結果が出ないことからの方が学びが多く、自身もそのような生き方をモットーにしています。大学入試と異なり、英検は何度でもチャレンジできるので自分に足りない部分を修正し次の英検にいかすことができますし、その英検の学習を高校入試や大学入試にいかすことができるので今回うまくいかなかったことを振り返り次の試験に向けまた頑張りましょう。
目標を持つこと
また今週は1名の生徒と「目標を持つこと」について話し、「『私から具体的にこの目標を持ちなさい』ということはないと思います。自分に何が足りていて、何が足りないか考えてみてください」と話しました。
私は中学時代にサッカー部に所属していましたが、「『レギュラーを取りたい』『足を速くしたい』『相手のDFに当たり負けしないように体を鍛えたい』『リフティングを5000回続けたい』『テニスボールでリフティングができるようになりたい』『相手を抜く絶対のフェイントをマスターしたい』、中学1年や中学2年の段階でそのようなことを考えて自分で取り組んでいた」すべて話したわけではありませんが、いくつかピックアップしその経験も伝えました。
監督やコーチが1~10まで全て面倒を見てくれていたわけではなく、8~9は自分で考えてやっていただろうと思いますが英語でも同じだろうと思います。
共通テスト
今週、高3生の生徒は共通テストの模試を行いました。センター試験から共通テストに変わり最も大きな影響を受けたのが「英語」で、共通テストでは文法や発音、並べ替え問題のような英語の知識を問う問題が出題されなくなりました。したがって、「単語を覚え切った以上何を勉強すれば点数が上がるかわからない」「やってもやらなくてもそこまで点数が変わらないのではないか」、他教科では現国がその感覚に近いかもしれませんがそのように感じている生徒も多いと思います。センター試験と共通テストでは全学習時間における英語の学習時間の比率はおそらく下がっているだろうと思います。
ブログを見てくださっている方、GRITの生徒であればご存じの方も多いと思いますが私も英語試験に向け学習をしていますので生徒の皆さんと状況は同じです。同じようなクエスチョンを持つこともありますが、やり続けていると点数は上がってきます。「やらなければ点数は下がるが、やっていれば少なくとも点数が下がることはない。上がると信じ続けていれば上がる。継続しよう」そのようなことを話したと思います。
入試・2次試験模試
数名の生徒から「今週末は入試があります」「今日は2次試験模試がありました」と報告を受け、入試を感じ始めるこの季節が好きです。2名の生徒が別々のタイミングですが「英語はできました」と報告してくれ両名とも「普段とやっていることが同じ」と話していました。鉄緑のような生徒は高2から東大の過去問を解いているらしいのでやっている生徒はもっと早くに始めているのでしょうが、GRITでも2次試験の学習は行っています。例えば「大阪大学・慶応義塾大学」を続けて4時間ほどぶっ通しで行うこともあるので、場合によっては入試の方が楽に感じるかもしれません。GRITの生徒の特徴として大学入試で結果を出す生徒が多いのですが、平常心で入試に臨むことができるのは普段の学習の強度とプロセスに依るところだと思います。