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他教科の学習

GWで春期講習が終了し、先週は教材や荷物を片付けました。

 

 

何冊かですが他教科の教材も教室に置いていて、置き場所が定まっていないのでこのような状態になっています。生徒の目につく場所においている影響か、今週は何名かの生徒と他教科について話をしました。

 

生徒に他教科を教えていたというわけではありませんでしたが、世界史を一緒に勉強したり古文の活用表を一緒に覚えたり、生徒に共通テストの模試を解かされたこともありました。

 

具体的な点数は控えますが、この15年以上他教科の学習をしたことがなかったにも関わらず生徒よりも高かった教科もいくつかあり「どうやって点数とったのですか」と質問されたことがありました。

 

教科書や講義だけが学習というわけではなく、例えばるるぶという旅行雑誌を読んでいる際に大英博物館の歴史に関する記事を読みました。その翌週に解いた国語の評論問題の文章の始まりが「大英博物館の成り立ち」でそこから博物館の保護に関する内容につながっていました。「まじか。クリティカルヒットや」と言いながら問題を解いたことを覚えています。

 

3年程前に『韓非子』という本を読みましたが、教科書で学習する「矛盾(楯と矛を売る者)」は韓非子から来ています。中国の史書は非常に面白いので、論語や書経、大学・中庸、孟子、孫子の兵法、など様々な本を読みました。

 

『これからの「正義」の話をしよう』は受験に頻出で、最近私が解いた過去問では「熊本大学」「早稲田大学」の入試問題でトロッコ列車のストーリーが出題されていました。

 

『貞観政要』は世界史で学習する「貞観の治」の時代のもので唐の建国者、李世民とその家臣の問答集です。また、李世民はキングダムの主人公「李信」の末裔とも言われています。キングダムも全巻読み、映画も、アニメもすべて見ています。

 

少し前に「サピエンス全史」という本が売れましたが、「ネアンデルタール人vsホモサピエンス」は受験でも英検でも頻出のテーマで英検1級の過去問で出題されていました。「熊本大学」の過去問でもサピエンス全史で説明されている「認知革命」に関する内容の長文が出題されていました。

 

植物や食物の歴史も大学入試の頻出のテーマで確か甲南大学だったと思いますが「香辛料の歴史」に関する長文が出題されていました。『世界史を大きく動かした植物』という本も読みましたが、冒頭で「植物は木と草に分類される」という一節に大きな衝撃を受けました。6つ程の植物の歴史が紹介されていてそのうちの1つの「ジャガイモ」に関する記述も衝撃的で「ジャガイモ」に関する本を2冊購入し読みました。

 

近年の入試では『スマホとその影響』『思考』に関する長文が非常に多いです。売れた本に関するトピックや社会問題は入試で出題されやすいです。私が学生の頃は京都議定書の名残だと思いますが環境問題に関する内容がもう少し多かったように感じます。最近は「思考」に関する長文が非常に多く、思考力の高い生徒を求めているという大学側のメッセージが伝わります。

 

そして最後に『論理パラドクス 論証力を磨く99問』という本です。本の中で「ウェイソン選択課題(4枚カード問題)」が紹介されています。

 

4枚のカードがテーブルに置かれている。それぞれのカードは片面には数字が書かれ、もう片面には色が塗られているものであり、3・8・青色・赤色が見えている状態である。このとき「カードの片面に偶数が書かれているならば、その裏面は赤い」という仮説を確かめるためにひっくり返す必要があるカードはどれか?

 

実はこの問題も「千葉大学」で出題され、生徒にも解かせたことがありますが皆非常に苦戦していました。日本語で考えるのも難しいので、英語で出題され英語で答えを導くのはさらに難しいです。「もともとこの問題(クイズ)を知っているか、知らないか」で点数、合否が大きく分かれた問題だったのではないかと思います。

 

自分の体の一部のようにスマホを握りしめている生徒も多いですが、スマホから得られる断片的で自分のバイアスがかかった情報と何となく手にとった1冊の本から得られる情報では、学びの広がりには大きな差があるのではないかと感じています。また、受験のために学ぶのではなく単に知ることが楽しいから学び、年号や人名の暗記、単語や文法、公式学習、問題演習がそれに付随するものになってくるとまた違った学習になるかもしれません。そして英語学習に関しては普段から生徒に「単語と文法の学習であげられる英語力には限界がある」と話しています。知識や経験、集中力や忍耐力、体力、丁寧さ、そういったすべてが英語力につながると心得て学習に取り組んでください。

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