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身近な生物

 

バイオミミクリー

 

今日の通勤中ですが、一羽の鳥が口ばしから川にダイブし魚を捕まえていました。鳥の中にはそのように魚を捕まえる鳥がいるということは知っていますが、実際にその姿を見ると「生物はすごいなあ」と驚かされました。

 

このお話も英語の長文では頻出のトピックで教科書にも掲載されています。私が見た鳥が何という名前の鳥かはわかりませんが、カワセミという鳥が魚を捕まえる姿に着想を得て改良されたのが日本の新幹線です。

 

 

生物の特性から着想を得て製品を作ったり人間生活に活用することをバイオミミクリー(生物模倣)と言います。稀に大学入試でもバイオミミクリーに関する内容の長文を見かけますが、大学入試よりは英検やIELTSでよく見かけますような気がします。

 

カラスの鳴き声

 

その後、カラスが「カーカー」と鳴いていました。これも日常生活の一コマですが、なぜ1回「カー」と鳴くこともあれば5,6回「カーカーカーカーカー」と鳴くこともあるのか鳴き声の回数に意味があるのかを調べてみると、カラスの鳴き声の回数には意味があるようです。

カラスはなぜ鳴く?うるさい鳴き声の意味や、襲われないための知識を解説

 

レイヴンマスター

 

イギリスにいたころの話ですが、私の通っていた大学の構内には湖があり、一年を通して様々な野鳥を見ることができました。


おそらく緯度の関係で夕焼けがピンクや紫に見えることもよくありました。

 

野菜の残りやパンくずをもってよく餌をやりにいきました。同じように餌を与えている学生がいたのですが、全身黒づくめでカラスのような恰好をしてカラスだけに餌を与えていました。

 

日本でそのような人がいると不審者扱いされるでしょうし場合によっては警察に通報されるかもしれませんが、そこはさすが外国で誰も気にも留めていませんでした。

 

調べてみるとイギリスではカラスは英国王室の守護神として大切にされているようです。

ロンドン塔の名物カラスが失踪!囁かれる「王国の崩壊伝説」? 世界遺産 観光名所 レイブンマスター ワタリガラス 飼育 | 鳥害タイムズ | エドバンコーポレーション

 

カラスは英語でCrow(小型種)またはRaven(大型種)といいますが、Raven Master(カラスの管理人)という職業がある程です。

 

スズメ

 

私や保護者の方が学生の頃は、(勝手に私がそう思っていただけかもしれませんが)鳥と言えばスズメで、毎朝「チュンチュン」とスズメの鳴き声をよく聞いたものです。スズメは小さくて見た目も可愛いのでその鳴き声に不快感を持ったことはありませんが、子どもの「行ってきます」という大きな声とスズメの「チュンチュン」という鳴き声は日本の朝を象徴するものでした。

 

いつの間にかスズメを見なくなったなあと思っていたのですが、最近読んだニュース記事ではこのペースでは近い将来スズメが絶滅危惧種になるだろうということでした。

スズメなど里山の鳥が急減 絶滅危惧種基準に相当 環境省など|NHK 首都圏のニュース

 

1960年代以降90%減少しているという研究報告もあるようです。

 

タコ

 

先週解いた共通テストの長文の1つがタコに関する内容で、タコには9つの脳があるというお話で面白かったです。

 

クマムシ

 

数年前の共通テストで「クマムシ」に関する長文が出題され、全国の受験生が困惑していたようです。クマムシ程度で騒ぎすぎだろうという気もしたのですが。

 

うろ覚えですが何かの教材でクマムシ(Water Bear / Tardigrade)に関するビデオを視聴しディスカッションをした記憶があります。自身が解いたIELTSの教材でもクマムシに関する記事を読んだことがあります。見た目が特徴的ですので、気になってYoutubeで動画を探し、視聴したこともあったような気がします。

 

 

その生命力から宇宙空間での実験にも使われ、頻繁にニュースでも取り上げられています。

スペースXの補給船打ち上げ、赤ちゃんイカとクマムシが宇宙へ(1/2) - CNN.co.jp

 

入試で出題されやすい生物

 

特徴的な性質を持つ動植物は入試でも出題されやすいです。

 

例えば、数年前にコモドドラゴンが、オスを介在させない「単為生殖」で3匹の子どもを産んだというニュースが海外のニュースで報道されていました。

オスは不要、コモドドラゴンの赤ちゃん「単為生殖」で誕生 米動物園 - CNN.co.jp

 

私たちは固定概念で生殖には雌雄が必要と思っていますが、メスのみで生殖が可能な動物も意外と多くゴキブリも実はその1つです。

ゴキブリの繁殖力は驚異的!オスがいなくても増える驚きの生態とは? - ゴキブリ駆除・対策 GClean

 

進化の過程で性質を失った生物や性質が変わった動物に関する英文もたまに目にします。例えば「キリンの首は短かった」「クジラは陸上で生活していて足があった」「飛べなくなった鳥」、これらの話も入試で出題されるというよりは雑学として面白いです。

 

キリンの首の長さが中間層のものがほとんど見つかっておらず進化の過程が科学で説明できない空白の期間をミッシング・リンクと言いますが、ミッシング・リンクに関する長文も英検やIELTSでは過去に出題され今後出題される可能性もあると思います。

 

学問のスタートは好奇心です。日々の生活の中で変化を感じたり疑問を持ち、さまざまな分野に目を向けてください。

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