先週の授業ではいつものように生徒が書いた準1級の英作文のフィードバックを与え解説しました。
生徒の目の前で英文を書くことも多いのですが、その度に「おおー」と言われます。目の前でいちから英文を考えているというよりはある程度頭の中で使う単語や文法、表現を決めていてトピックによって少しずつ変えているだけですので実際にはそこまで大したことをしていません。その日の夜、仕事を終えた後、「英検準1級や1級の英作文で使われる単語はある程度決まっているなあ」と思いながら私が想定している単語が実際に英検準1級や1級の英作文に含まれているのか確かめてみました。
書き出した単語がこちらです。
~に関して / ~の観点
- in terms of
- when it comes to
- as to 疑問詞 S V
- regarding
- concerning
- in that S V
- from the perspective
- from the viewpoint
影響 / 影響を与える
- influence
- impact
- affect
- effect
原因 / 結果
- cause 人 to
- be caused by
- result in
- as a result / consequence
- lead to
問題 / 懸念 / 関心 / 解決
- address the issue
- tackle / combat the problem
- concern
- awareness
- be aware of / that
- solution
増減 / 上下 / 高低
- increase
- decrease
- reduce
- decline
- enhance
- rise
重要性 / 価値 / 責任
- importance
- essential
- vital
- urgent
- significant
- value
- responsibility
利益・不利益 / 利点・欠点
- enjoy the benefit
- bring benefits to
- be beneficial
- drawback
文法
- 関係代名詞の非制限用法
- 分詞構文
- 形式目的語
ウェブサイトに3回分の過去問と模範の英作文が掲載されているので、解答に含まれていた単語を赤字にしています。若干の表現違い、品詞違いもカウントしています。
英検準1級
~に関して / ~の観点
- in terms of
- when it comes to(2024-2)
- as to 疑問詞 S V
- regarding(2023-3)
- concerning(2023-3)
- in that S V
- from the perspective(2023-3)
- from the viewpoint
影響 / 影響を与える
- influence(2023-3)
- impact(2023-3)
- affect(2023-3)
- effect
原因 / 結果
- cause 人 to
- be caused by
- result in
- as a result / consequence
- lead to(2023-3)
問題 / 懸念 / 関心 / 解決
- address the issue
- tackle / combat the problem
- concern
- awareness
- be aware of / that
- solution(2024-1)
増減 / 上下 / 高低
- increase(2024-1)
- decrease
- reduce(2024-1)
- decline
- enhance(2024-2)
- rise(2024-1)
重要性 / 緊急性 / 価値 / 責任
- importance(2023-3)
- essential
- vital
- urgent(2024-1)
- significant
- value
- responsibility(2023-3)
利益・不利益 / 利点・欠点
- enjoy the benefit
- bring benefits to(2024-2, 2023-3)
- be beneficial
- drawback
文法
- 関係代名詞の非制限用法(2023-3)
- 分詞構文(2024-1)
- 形式目的語(2024-2)
英検1級
~に関して / ~の観点
- in terms of
- when it comes to
- as to 疑問詞 S V
- regarding(2024-1)
- concerning(2023-3)
- in that S V
- from the perspective
- from the viewpoint
影響 / 影響を与える
- influence
- impact
- affect
- effect
原因 / 結果
- cause 人 to
- be caused by
- result in(2024-1)
- as a result / consequence
- lead to
問題 / 懸念 / 関心 / 解決
- address the issue(2023-3)
- tackle / combat the problem(2023-3)
- concern(2024-1)
- awareness(2024-1)
- be aware of / that(2024-1)
- solution(2023-3)
増減 / 上下 / 高低
- increase(2024-2, 2024-1)
- decrease(2024-1)
- reduce(2024-1, 2023-3)
- decline
- enhance
- rise(2024-1, 2023-3)
重要性 / 価値 / 責任
- importance
- essential(2024-2)
- vital(2023-3)
- urgent
- significant(2024-2)
- value
- responsibility
利益・不利益 / 利点・欠点
- enjoy the benefit
- bring benefits to(2024-2)
- be beneficial
- drawback
文法
- 関係代名詞の非制限用法(2023-3)
- 分詞構文(2024-1)
- 形式目的語(2024-2)
英検準1級と英検1級を合わせるとヒット率が7割程でした。特に文法に関しては「非制限用法」「分詞構文」「形式目的語」は英検準1級・1級の模範解答すべてに何らかが含まれていました。
その他、よく使われていた表現がallow, enable, helpなどの無生物主語構文です。こちらは準2級や2級レベルの内容になるのであえてリストに書いていませんでした。書きそびれていたと思うのでは「与える」を意味する単語でprovide, offerでこちらも2級レベルです。また、「需要」「供給」を意味するdemandとsupplyも多く使われていました。the demand / need for~(~の需要 / 必要性)は最もよく使われいた表現の1つです。そしてThis can be achieved / attained by Ving(これは~することによって達成されうる)という表現も使われていました。
模範解答に出てきたかは覚えていませんが、よく使う形容詞/副詞はcatastrophic consequence(悲惨な結果)、at an alarming rate(危険なスピードで)、highy controversial(大いに論議を呼ぶ)、substaintially / considerably(かなり)です。
模範解答に近い単語・文法・表現を使うことが高得点の英作文につながりますので、ぜひ参考にして自身の英作文で使ってみてください。