相変わらず何名かの生徒が「時間がない」と嘆いています。
平日は「学校」と「塾や習い事」で1日が終わってしまうと思いますので言うまでもなく日曜日の使い方が非常に重要です。「日曜日は休む日」と決めている生徒もいるかもしれませんが、「日曜日は1日フリー」とGRITで話していると「旧石器時代の人かな」と強烈な一言を食らうかもれません。(ちなみに旧石器時代に『曜日』の感覚はありません。曜日ができたのはキリスト以降です。)もちろん時間の使い方や価値観は人それぞれですので、何が正解で何が不正解ということはありません。ただ私が思う常識の範疇では進学校に通う高1や高2の生徒であれば、半日(5-6時間)を遊んだり休んだり、半日(5-6時間)を勉強に費やすのが理想的な日曜日の時間の使い方ではないかと思います。高3生は12時間から15時間程は勉強しなければならないと思います。
また、海外に住んでいた期間もありますので一層感じるのかもしれませんが、日本は祝日が異常に多いです。2024年は年間16日の祝日があり(イギリスは8日でその倍です)、中高生の場合は創立記念日や警報、学校の行事(入試)等で何だかんだで学校が休みの日が多いのでそれらの日を「休む日」として、日曜日は「調整日」のようにすればうまくやりくりできるのではないかと思っています。
GRITに関しては日曜日に通常授業はありませんが、実際に日曜日を「調整日」のようにして「振替授業」「再テスト」「補習」「定期テスト対策」「模試」などで日曜日は多くの生徒が塾に来ています。日曜日の時間をうまく使えない限りGRITの学習と学校の学習を両立させるのは難しいとも感じていますので最近では日曜日に塾に来させるようにしています。
「先生休みないですね。」と言われることもありますが、生徒の皆さんの英語力が上がることが何よりの心の安息です。個人としてもGRITとしても十分な結果も残せていませんし「休みたい」と言うには100年早いようにも思います。
また、平日は私も連日授業を行っているので授業以外の対応をすることが難しいです。今日は日曜日ですが、1名の中学生の生徒が「(学校で学習している)関係代名詞教えてください」と教材を持って質問に来てくれ30分程解説をしたり問題を解き、学校で使っている教材を使って小テストもしました。実際の所はほぼ強引に塾に来させているのですが、日曜日にそのように質問して取り組んでくれたのは初めてのことでしたので嬉しかったですね。自主的にそのような取り組みが続けられると定期テストの点数も上がっていくと思います。