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【英作文】東京大学(2019年度)

今回は東京大学(2019年度)和文英訳を解きました。『東大』と聞くとおっかないイメージを持つ方も多いと思いますが、英作文は標準的なレベルのものが多く東大志望者であれば時間をかけずほぼパーフェクトに近い英文を書くことができるのではないかと思います。

 

問題

 

もっとも重要なのは、プラスチックごみによってかけがえのない自然環境を汚染しているのは私たち自身であると、私たちひとりひとりが日々の暮らしのなかで自覚することである。

 

実際に書いた英文

 

What matters the most is that each of us should understand in our daily lives that we are the ones polluting the precious natural environment by throwing away plastic garbage.

 

解説

 

表現

  • もっとも重要なのは ⇒ "the most important thing"か"what matters the most"か。
  • かけがえのない ⇒ "precious"
  • 自然環境 ⇒ "the ( natural ) environment"  基本的には自然環境と言う際に"natural"は不要だが、今回の英文では"precious"が伴うため"the precious environment”と”the precious natural environment"を比べると"the precious natural environment"の方が語感が良いと個人的に感じるので"the natural environment"を選択。
  • 「~なのは私たち自身」 ⇒ "we are the ones who ~"
  • 汚染する ⇒ "pollute"か"contaminate"
  • 私たちひとりひとり ⇒ "each of us"
  • 自覚する ⇒ 「理解する」と解釈し"understand"を選択。

 

ピックアップ①

接続詞のthatが2つ、関係代名詞のthatが1つ入り1文の中に3つthatが入ってしまう。3つ目のthatに対して分詞を用いることでthatが2つとなり少し読みやすい英文になる。テクニックの1つで以前高3生の生徒に説明した。

 

ピックアップ②

We are the ones who ~という表現が難しいかもしれないがWe Are The Worldという有名な曲で”We are the ones who make a brighter day.(明るい日を作るのは私たち自身だ。)”という一節がある。知っていれば書きやすかったかもしれない。

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