英語塾GRIT

高校生で英検準1級・1級/CEFR B2を目指す和歌山市の英語塾

【日記】オンライン英会話の可能性

高校生の生徒の保護者の方には、先日プリントで配布させていただいたようにGRITでもオンライン英会話を導入する予定です。

 

私が初めてオンライン英会話に触れたのが2008年、オンライン英会話のサービス自体が始まったのが2007年頃のようなので非常に早いタイミングでオンライン英会話に触れました。最初の頃は「フィリピン人講師?詐欺じゃないの?」と言われることも多かったのですが、当時から「このサービスは英語教育を根本から変える」と感じました。

 

老舗のレアジョブは、2007年に開校。開校当初はフィリピン大学出身の講師のみの採用でシェアを独占していました。2010年代半ばからDMM英会話がセルビア人講師をはじめとする「白人講師との英会話」という付加価値を提供し、その後ネイティヴキャンプが定額受け放題というサービスを始め、今に至っています。私も大きな恩恵を受け、将来英語教室を持つのであればこのサービスは不可欠である、と感じていました。

 

ただ、いくつかクリアしなければならない問題があったので導入を先送りしていたという状況です。

 

なぜ「フィリピン人講師」「セルビア人講師」なのか?

 

オンライン英会話の講師と聞くと、まずぱっと頭に浮かぶのが「フィリピン人講師」、そしてオンライン英会話に詳しい方であれば「セルビア人講師」と答える方もいると思います。日本国内のオンライン英会話のサービスではこの2か国の講師で70%は占めているように感じています。

 

最大の謎が「なぜこの2か国か?」ということです。フィリピンに関しては英語が公用語で人件費が安くタイムゾーンが日本と近い国というのが理由であれば、数は多くないでしょうが他にも国はあるはずです。セルビアに関しても、近隣にボスニアやルーマニアなどの国があるにも関わらず、なぜセルビアなのか?

 

日本にいてわからないのであれば、行って確かめようということで2015年にフィリピンへ2016年にセルビアへ行ってきました。

 

フィリピンは留学も兼ね、3か月間滞在しました。この写真は私を含め2名が日本人、その他韓国人・台湾人・中国人です。私はどこにいるでしょう。

 

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セルビアはノビサドという可愛らしい街とベオグラード(首都)に合わせて1か月半ほど滞在しました。美男・美女が多く、現地で1人のセルビア人と知り合いになり、そこから何人かと知り合い、セルビアの地酒をたくさんごちそうになりました。

 

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オンライン英会話のデメリットは何か?

 

メリットばかりのように聞こえるオンライン英会話もデメリットはあります。私はイギリスの大学院でコンピュータを用いた英語教授法を専攻しましたが、目的はその可能性を追求しかつデメリットを認識するためでした。

 

何かサービスを始めるということは、デメリットを認識していることが前提です。多くの方がいう「インターネット接続」は、私はオンライン英会話の使用者としてメリットのように感じました。確かにフィリピンのインターネット接続には問題があり、音が途切れること、画面が固まること、通話が切れることも多々ありましたが、日常の英会話が対面授業のような綺麗なお手本のような会話ばかりというわけではありませんしCDのような機械的な英会話でもありません。ノイズが入ったり、相手が話している内容がわからないことも多々あると思います。その意味ではインターネットの接続の弱さは、英会話を学ぶという点においてプラスになると感じました。

 

オンライン英会話の最大の欠点は、「(基本的には)続かない」ということです。様々な論文を読んだ中で、コンピュータを用いた学習の欠点の1つが「継続性」ということでした。ある学習サイトで、コースを修了した生徒の比率は講座を登録した人数の4%だった、と書いていたものもあり、継続性が最大の欠点であると私も感じました。

 

また、和歌山の私立高校でも私が知る限り2校(女子校と共学校)がオンライン英会話を導入していますが、そのそれぞれの生徒にヒアリングした結果、「(CEやEEの授業とつながりがないので)何のためにオンライン英会話をしているかわからない。ただ、受けて終わり。」と答えている生徒が多くいました。

 

そして最後に、スピーキングの授業を外国人講師に任せきりというのも英語を教える側の人間として情けない、オールイングリッシュで授業ができるようになり、それが確立するまでは外国人講師には極力頼りたくはない、というプライドのようなものもありました。

 

サービス自体は素晴らしくオンライン英会話というサービスがなければ私は間違いなこくここにはいません。家庭ではなく塾の教室でのオンライン英会話で強制力を作り、日本人講師との対面授業で行った授業の内容に関する英会話を徹底し、英検準1級・1級の面接対策につながる学習へ。

 

言うは易し、行うは難し。ですが、新しいことが始まるので私は年甲斐もなくわくわくしています。

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