IAE 英語塾GRIT

英検準1級・1級合格、難関大合格、語学留学、海外大学院進学を目指す和歌山市の英語塾・英会話教室

定期テストと共通テスト

定期テスト期間ですので、生徒にいくつかのアドバイスをしました。

 

自慢になってしまうかもしれませんが、私の中学時代の英語の定期テスト・実力テストの平均点は96.5点でした。3年間のテストの2-3割が100点で、3年間で90点未満を1度もとったことがありません。といっても英語が極端に得意だったわけでもなく複数ある教科の1つで、英検3級止まりだったので、GRITの生徒の方が遥かに英語力は高いだろうと思います。生徒に対して「小テストで満点を目指すのは基本」と話すこともありますが、ルーツはここにあります。満点を目指すような熱い心を持っていたわけでなくそれが普通で100点で喜んだことはなく褒められたこともなかっただろうと思いますが、99点で悔しかったことは覚えています。

 

定期テスト

 

連日、生徒の問題を添削していて感じるのですが(感じるというよりは事実です)、誤答の半数以上は英語力以外のものです。例えば、大文字・小文字、クエスチョンマーク、英文の写し間違い、問題文の読み間違い、単純なスペルミス。少し英語力に関連のあるものでは"a"や"an"の書き忘れ、"this"と"that"の間違い、などです。この間違いに加え、繰り返しの間違いを含めると英語力に起因しない間違いがすべての誤答の8-9割を占めています。英語の知識に関する間違いは全体の間違いの1-2割です。したがって、学校の定期テストは英検や模試と異なり、細かい部分にこだわって学習、試験に取り組むことができるか、という部分が問われています。

 

この細かい部分は日常の節々、靴紐、服装、机の上、時間、提出物の期日、小テスト、そのような部分にも現れますので、ここの部分を英語の学習以上に厳しく指導しているのはそのような意味合いも含んでいます。

 

単純ミスの理由

 

私は1週間で500語程度、英単語を学習しています。覚えることが苦手な単語をノートにまとめ、このノートを使って反復の学習を行っています。

 

単語帳の単語をノートに写すという単純作業なのですが、ところどころ間違えていて線を引いて消している部分があります。単純作業でも他のこと、私の場合は仕事のことがメインですが、「今日の授業で〇〇君にこういう風に教えておけばもっと理解しやすかったのではないか」「最近、〇〇さん元気がないけれど大丈夫かな」と、一瞬でも脳裏をよぎると間違えてしまうことがあります。

 

生徒の皆さんもおそらくいろいろあると思います。友達関係の悩みや他教科の悩み、学校の宿題に追われているという生徒もいると思いますし、芸能人やゲーム、様々なことを考えていると思います。ただ、何かに取り組むときはそのことだけを考えて学習に取り組むと今しているような単純ミスが減り、定期テストの点数も上がるのではないかと考えています。

 

共通テスト

 

他教科に関してはわからないのですが、英語に関しては英語の知識と点数が必ずしも直結するような試験ではないと感じています。例えば私が影響を受けている、英検1級満点、IELTS9.0と満点のYoutuberの方がいるのですが、その方が2年連続で共通テストを受験し両方ともが満点ではありませんでした。

 

私も何回解いたかは覚えていませんが70回分~100回分程度は共通テスト模試を解いていますが毎回満点ということはありません。インターネットやYoutubeで当たり前のように満点報告をしている方もいますが、「ほんとか」と思うこともあります。共通テストの英語は非常に癖のある問題で、「両方とも正解になるんじゃない?」というような紛らわしい問題があったり、「どれが正答かわからない」そのような問題もあります。生徒の皆さん、口を揃えて「英検準1級のリーディングの方が単純で読みやすい」と話しています。国語も似た傾向があり、設問者の意図と作者の意図が異なっていたというニュース記事を読んだこともありました。

 

とはいえ、高校生の生徒でも文法と単語の学習を行い、ある程度対策をすれば失敗をしても80点、90点はコンスタントにとることのできる問題であることに違いはありません。

 

問題の傾向と弱点

 

共通テストのリーディングは大問1から大問6までで、その中で癖がある問題が①opinion/fact問題、②agree/disagree問題、③「AもBも両方とも~でない」という全文をしっかり読まなければ問題。個人的には、たまに出題される料理のレシピ問題バスのルートとそのかかる時間を選ぶ問題が苦手です。

 

大問5の伝記は人の話ですので読みやすいと感じ、大問6は語数が多いだけです。大問6にたどり着くまでに疲労感もたまっていて集中力も途切れることもあると思いますので最後まで集中力を継続できるかというのも共通テストで高得点をとるための重要なファクターです。

 

①opinion/fact問題は生徒の皆さんが感じている程難しい問題ではありません。②agree/disagree問題は難しいですね。私が共通テストの模試で点数を落とすのはきまってこの問題です。賛成か反対かを選ぶことはできても「完全に賛成している」「部分的に賛成している」の区別は難しく捨て問題(正誤よりも時間を優先させる)にすることもあります。③「AもBも~でない、を選びなさい」という問題は、2つのパッセージを最初から最後まで読まなければ解くことのできない問題で単純に面倒です。ただ、2つのパッセージを読みさえすれば正答を選べるので時間をかければ確実に点数をとることのできる問題で速読力が求められる部分です。

 

対策①苦手な問題のみ解く

 

共通テストの問題をフルで毎日のように解くことは時間的に難しいと思いますので、苦手な問題のみピックアップし時間を測って解いてください。GRITでも受験前は大問2と大問4のみ対策を行っています。

 

対策②70分で解く(10分短縮)

 

共通テストのリーディングは80分ですが80分で解くことができない生徒は非常に多いです。当然ですが80分という時間があれば80分を想定して問題を解きます。GRITでは70分と10分時間を短縮して66分~68分程度で解くことを目標に対策を行っています。私は55分~60分程度で解いていますし、90点以上の点数を取る生徒は60分台で解き終えている生徒が多いので、90点や満点を目指すとなると60分台で解くのは1つの目安になります。

 

対策③1日に複数解く

 

昔、信愛生の生徒が塾に通ってくれていたのですが、「学校で2つ英語の共通テスト解いてきて塾で3つ目ですぅ~」と話していました。ただ、「英文読んで問題解くだけなので」とそこまで疲れたような様子も見せていませんでした。結果、共通テストの本試でもリーディングで91点をとっていました。「体力のある生徒は試験に強いな」と感じさせられました。余談ですが、高3の6月頃に「先生、twitter削除しました」とも話していて、その時点で試験の結果は決まっていたのかもしれませんが。

 

対策④GRITで自習

 

GRITの自習室は不人気です。スマホを触ることができないというのが1つの大きな理由で、生徒同士のつながりがそこまでないので友達が少ない、寝ていれば起こされる、常に監視されているように感じる、その他にもいろいろと理由はあると思います。(監視しているつもりはありませんが。気づいていますが隠れてスマホを触っている生徒もたまにいます。)

 

つまり、生徒にとって居心地が悪い空間で集中して学習に取り組まなければならないので、集中力がつきます。

 

何年間に1-2名は自らの意思でそのような環境に身を置いて学習している生徒もいます。昨年は「(スマホを自由に使える)図書館で勉強とか甘えだろう」と話して他塾のない曜日、毎週火曜日の17:15-20:30と金曜日の17:15-20:30と固定の時間で自習に来ている生徒がいましたが国公立大学の医学部に合格していました。学校の定期テスト期間と年末年始以外は毎週来ていました。自習スペースを利用していた他の生徒も多くが英検準1級、1級、大学入試に合格していました。

 

強引に塾に来させて勉強させると教室の雰囲気が悪くなるのでそういうことはしませんが、これだけ緩い時代にどこでどうやって自分を律するか、学習中はスマホとは完全に離れるのが理想ですし、例年様子を見ていて感じるのが受験前は友達ともある程度は距離を取った方が良いようにも感じます。

 

足を伸ばしてお菓子を食べながら、そこそこスマホを触って、疲れたらその都度誰かとおしゃべりして、そのような環境で学習するか、服装と姿勢を正した状態で学習と休憩のメリハリをつけて学習するのでは、結果が目に見えています。(もちろん、移動時間を考えると家で服装と姿勢を正し、スマホとゲームから離れ、学習と休憩のメリハリをつけ、その状態をキープすることが最善です。)

 

考えて行動できなければ受験で勝つことはできませんが、考えて行動し継続すれば受験で勝つ可能性は掛け算のように上がっていきます。

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