体験授業
連日のようにカウンセリングや体験授業で新しい生徒が来てくれています。今年は特に広告をしたりチラシを配布しているわけでもないのですがこの数か月で倍程の生徒数になっています。紹介してくださった方はもちろん、今日も1名の保護者の方と電話でお話したのですが学習を見守ってくださっている保護者の皆さま、一生懸命学習に取り組んでくれている生徒、生徒の学習をサポートし教室を明るくしてくれている講師陣、ポジティヴな学習環境を作ってくれているすべての方に感謝しています。
また、今日は1名の方が体験授業に来てくれたのですが、開校当初（4,5年前）のチラシを見て覚えてくださっていたようで、本当に嬉しかったですね。
努力の捉え方
今日は手伝いで来てくれている卒塾生の1人と努力の考え方について話をしました。
「先生、あの緑の本使ってめちゃくちゃ文法勉強してましたよね」という所から話が始まっていて「あの頃（2-3年前）私は全然文法ができなかったし、今もできているとは思わない。」と返答しました。（緑の本は、『アルファ英文法』という文法書で900ページ程の分厚い解説書です。）
「いやいや、もう十分でしょう」とそのような表情を見せていたので、「自分が頑張ってるとか、これで十分とかそう思った時点で成長は止まるよ」とも付け加えました。
リーダーの資質？
生徒の一人が「リーダーシップ」について話をしてきました。私にはリーダーシップはないので私が教えてもらいたいとも思いますが、少なくともスティーヴ・ジョブズのようなリーダー像は実社会では一般的ではありませんし、奇抜な考えや革新的なアイディアを持つ人が必ずしもリーダーの資質を備えているというわけでもないと思います。「リーダーに必要なものが何か考え、調べて私に教えてください」と話しました。
見通し
また、1名の生徒と「見通し」についても話しました。見通しの感覚、言葉では説明しづらいですが、その感覚は非常に重要だと感じています。学習時間の見通しや、志望校の合格可否の見通し、自分の能力に対してその大学のレベルが適切か、そのようなものも見通しに含まれると思います。
GRITでの学習に関しては終わりから逆算し自分がこの課題を終えるのにどれくらいの時間がかかるか考え、テストに関しては不合格になる可能性もありますので不合格になり再テストを受験する時間や日数も想定し見通しを立てなければなりません。その見通しがずれているとすべての学習が後にずれ込み学習の進度が遅れたり他教科の学習へ影響を及ぼすかもしれません。
したがって、「学習は思っているよりも時間がかかると思う」と伝え、少し思う所があったので「行動に対する報いはすべて自分に返ってくる」とも伝えました。
