今年の5月は涼しいですね。気温を確認してみると最高気温が21度、最低気温が12度でした。過ごしやすい気候です。過去に1年と少しだけですがスコットランド(イギリス北部)に住んでいたことがあり、夏(5月中旬から8月中旬)の暖かい日で今日の和歌山程度の気温でした。
スコットランドでもエディンバラやグラスゴーのような比較的大きい街もありますが私が大学院で通っていたスターリングは本当に何もない場所で、森の中にキャンパスがあり、ヨーロッパ随一の自然環境とも言われているようです。
偏差値という概念がないので学力の高低はわからないのですが、関西学院大学とダブルディグリープログラムを結んでいるようで関西学院大学の学生の方もいました。参考にならないですが世界ランキングでは日本の千葉大や横浜市立大学の同じくらいの順位のようです。
日本では中堅の地方国公立大、関関同立レベルという位置づけのように感じています。
ロンドンの大学にも合格していたので立地や大学のブランド、世界ランキングでこだわるなら別の選択肢があったかもしれませんが偏差値や大学ランキングというよりは自然環境と研究内容、そしてプロモーション動画で映っていた学生や教授が笑顔の方が多かった、そのような理由で大学院を選びました。数分レベルで瞬間的に大学に出願し、他の大学院の合否を待たずにスターリング大学院を選びました。直感でした。
大学の前に大きな牧場がありそこから運ばれたフレッシュな牛乳を飲むことができたり、大学構内には湖がありカヌーやカヤッキングを楽しんでいる人や犬を散歩している方がいたり、丘に登ってリフレッシュをすることができたり、野鳥が多く白鳥の繁殖場所になっていたのですが私もよく野菜の残りやパンくずを持って鳥に餌をあげていました。
通学路ではリスかウサギにはほぼ毎日のように出会い、たまに野生のシカに出会うこともありました。朝に湖の周りをジョギングしていることが多かったのですが、飛び出してきたリスと目が合ってお互い少し固まって「あっ、ごめん。」と言ったようなこともありました。
また、ジムの会費が年間で10,000円程度と非常にリーゾナブルでした。同じコースの学生の半数程度はジムに通っていたのでそこでコミュニケーションを楽しむこともありました。本当に、生活しやすい環境でした。
最近何名かの生徒と志望校の話をしましたが、おそらく直感が一番正しいのではないかと思います。その直感に従うことができるよう、今はしっかり勉学に励んでくださいね。