IAE 英語塾GRIT

英検準1級・1級合格、難関大合格、語学留学、海外大学院進学を目指す和歌山市の英語塾・英会話教室

2024/3/12

 

3/12①

 

1名の高校生の生徒が定期テストの結果を持ってきてくれましたが、100点に近い点数でした。前回のテストでは赤点ギリギリと聞いていたので(本当に失礼だったのですが)、「このテストは120点満点ですか?」と尋ねてしまいました。さすがに短期間でここまで点数が上がった生徒を見たことがなかったので少し言葉に詰まり、「頑張って点数が上がったのは嬉しいね」と伝えることしかできませんでした。

 

3/12②

 

1名の中学生の生徒が定期テストと模試の結果を持ってきてくれました。入塾して日が浅くGRITの学習にも少しずつ慣れているという状態の生徒で、定期テストも模試の点数も良いものとは言えませんでした。その生徒に対し、「○○さんは自分で自分のどういった所が良いと思いますか?」と尋ねました。

 

うーんと考えていて答えが出てこなかったので私から「○○さんは、わからない問題は『この問題がわからないです』と言って質問してくれます。そういった所が良いと思います。」「テストの結果が良くなくても、テストをきちんと持ってきてくれ結果を正直に伝えてくれます。そういう所も良いと思います」「いつも単語テストや宿題の範囲を確認してくれています。そういう所も良いと思います。」と伝え、「まとめると、丁寧に学習してくれています。こうやって丁寧に学習してくれている限り、時間がかかるかもしれませんが私が責任を持って成績を上げます。次の目標を決めて頑張りましょう」と伝えました。

 

3/12③

 

また、別の1名の生徒と進路の話をしました。少しオーバーな話になりますが、「私は高校時代、大学時代の成績が足りなかったので海外のトップレベルの大学院に進学することができなかった。大人になってから海外の大学院に行きたいと考え始め気づくのが遅すぎた。もし戻れるなら、高校・大学で授業をしっかり頑張って良い成績を取りケンブリッジやオックスフォードのようなトップレベルの大学院を目指したい。もし海外の大学や大学院を本気で目指しているなら、(英語以外の教科も)学校の授業をしっかり取り組んでほしい。」そのようなことも伝えました。

 

3/12④

 

また、別の中学生の生徒と定期テストの話をしました。本人も努力しているでしょうし結果も良いのですがその生徒の能力を考えると学年トップを狙うこともでき、過去の生徒がそうしてきたように学年1位を目指し学年1位を取ってほしいと思っています。それが本人の成長にもつながるだろうと思っています。

 

といっても結局どこを目指すかは本人次第ですので

  • 「本人が学年1位を取りたいと強く思わない限り1位を取ることができない。」
  • 「1位との差は実はそこまで大きくない。」
  • 「学年トップの生徒は点数を取れる問題で取りこぼしをしない。」

 

この3つのことを伝えました。

 

3/12⑤

 

また、別の1名の生徒と文法の内容を確認をしていましたが、この2週間で3,4度教えたことを忘れてしまっていました。

 

「生徒が問題を解くことができずにそのことで叱るのは間違えていると思いますが、『ここがポイントです』と何回も繰り返し教えた所を覚えられていないのは、叱られるべきで、叱られないのであれば(追課題のような)ぺナルティが与えられるべきです。」と伝えました。

 

3/13①

 

英検準1級の面接対策で、1つの1つの質問に対して振り返りやフィードバックを行っていた際に私が"domestically produced food(国内で生産された食糧)"という表現を使ったのですが、生徒が「あぁ、この表現を使いたかった」といった表情を見せていました。

 

こういった表現はどうやって身につけるのだろう」という話になりました。実際の所、私も国内で英会話スクールへ行ったこともありませんし、海外の語学学校でもそのような表現を習ったことはないのでどうすれば身につくかというのがわかっていません。

 

少し前にOxfordの辞書で"produce"という単語を調べた際にコロケーションも合わせて学習し、produceとよく用いられる副詞の1つに"domestically"がありどういった文脈でdomesticallyとproduceを一緒に使うか調べてみるとdomestically produced foodという表現がヒットしそれを覚えていた、その程度のもので「意識して学習すること」が重要なのかもしれません。

 

3/13②

 

また、1名の生徒と、この授業に関してはオールイングリッシュの授業だったのですが「学習の際に何が重要か」という話になり「アウトプットが重要です」と話していました。

 

GRITの授業でもアウトプットがメインですので、どのように授業をしているか少し紹介したいと思います。

 

3/13③

 

英作文の学習プリントです。教材の指定の範囲を予習しその知識を理解し定着できているかを確認します。

 

 

 

例えば(1)の問題はnearの使い方です。a near post officeのようにnearを形容詞として用いることはできませんがthe nearestと最上級にする場合はthe nearest post officeと表すことができます。また、少し使い方が難しいのですがnearbyの使い方を確認しています。(2)は丁寧な依頼を表すI was wondering if you could ~?の表現を問う問題。(3)はこの中では最も易しい問題で「貸す」「借りる」の知識を問う問題です。(4)はtake measures, take action, take stepsと物によっては可算名詞でsがつきものによっては不可算名詞でsがつかない、といった知識を問うています。(5)は一見簡単そうに見えますが、global warming(地球温暖化)はtheをつけずにthe greenhouse effect(温室効果)はtheをつけます。細かいですがこのような知識も英作文を書く上で必要です。

 

そのような内容を口頭で確認しています。

 

3/14④

 

文法ではこのようなトピックを書いた紙のみ与えられるので、そのトピックについて自分で説明できれば合格、説明できなければ不合格となります。

 

 

3/14⑤

 

リーディング学習では宿題で読んでいるリーディングの内容を覚えられているか口頭で英語で確認します。授業中は教材を見ることができないので、内容や表現をしっかりとインプットしておかなければなりません。


また、リーディングで出てきた表現を用いて英会話の学習も行います。

 

今日は過去に英検1級に合格した卒業生と「思考や表現のベースは知識」と話をしていたのですが、最近の傾向から「知識」が軽視されがちなように感じています。思考力や表現力ももちろん重要ですが、そのベースは知識ということは忘れてはいけないかもしれませんね。

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